
ーー5歳と3歳の子どもの七五三のアニバーサリーフォトをワタベウェディングで撮ることになったのはなぜですか?
- 近藤さん(以下、敬称略)7年前にワタベウェディングでハワイウェディングを挙げたのですが、それが本当に素敵だったんです。その思い出が写真でも残っていて。だから、子どもが大きくなった節目となる七五三で、家族みんなでアニバーサリーフォトをワタベウェディングで撮ることにしたんだよね。
- 太田さん(以下、敬称略)結婚式の写真は夫婦だけだったけど、こうやって娘ふたりの着物姿と一緒に撮れるようになるなんて、なんかもう、胸がいっぱい……。

ーー素敵ですね。今回のアニバーサリーフォトのきっかけは、ハワイでのリゾ婚だったとのことですが、こうして撮影をしていると当時のことを思い出しますか?
- 太田今回、着物とウェディング衣裳も着て撮ったんだけど、ちーぼぉのドレス姿を見て、どわっと記憶がよみがえりましたね。ハワイでの結婚式、サイコーだったなって。空気もいいし、みんなご機嫌だし、「これが夢見ていた結婚式だ!」という感じでした。ハワイを選んだのは、非日常な雰囲気の中で、時間や人目を気にすることなく、ただハワイを楽しんでもらえるような式にしたかったし、自分たちも思いっきり楽しみたかったから。それが叶ったいい式だったなぁって。思い出しましたねぇ。
- 近藤そうそう。ハワイの穏やかな空気に包まれながら、リラックスして、家族と一緒に過ごしてもらいたくて、ハワイの中心地ではなく、自然豊かでトラディショナルな魅力があるカネオヘエリアに決めたんだよね。お互いの両親をハワイに連れて行くという夢も叶えたかったし。

- 太田うん。そのとおりで、当日は家族がものすごく楽しんでくれて。式のラストで、僕ら夫婦でなく、僕の両親がキスをして終わるという。ハワイの空気がそうさせたとしか思えない盛り上がりがあったり(笑)。いやぁ、面白かったな。ハワイって、普段ならしないことをしてしまう、ある意味リミッターを外してくれる場所なんだと思う。日本では、絶対考えられないんですが、僕自身も小学生ぶりに母とハグをしましたし。ハワイの大らかな雰囲気が背中を押してくれた気がするな。うん。
- 近藤わかる! ハワイの空気が持つパワーを感じたよね。
- 太田あっそれと! 長女の妊娠が分かったのも、数年後にハワイ旅行に行った後だったよね。ハワイのパワー、恐るべしだなあ。
- 近藤本当。ハワイって、私たちにとってはいろんな節目で大きなパワーをもたらしてくれる場所なのかも。今はコロナ禍でなかなか行けないけど、それまでは家族で何度もハワイに行ってたよね。下の娘とはまだ一緒に行けてないから、そろそろ行きたいなあ。

ーーハワイでは、挙式だけでなく、フォトウェディングもされたんですよね?
- 近藤はい。式の思い出がたくさん詰まった場所で撮ったので、フォトウェディングのアルバムを見ると、あれから7年経った今でも細かく思い出せるよね。
- 太田うんうん。(アルバムを指差しながら)ほら見てよ。この写真撮ったときのこと覚えてるもん。ジュラシックパークのロケ地だったんだよね。ハワイといえば海だけど、山々が連なっていて一面草原の景色が絶景だった。このとき、ちーぼぉはずっと「お腹ペコペコ」って言ってたな(笑)。

- 近藤朝から何も食べてなくて、本当にお腹が空いてたの〜(笑)。
(別の写真を見ながら)この指輪の交換の写真。私、笑っちゃってるんだよ。ひーぼぉくんの指になかなか指輪が入らなくて入らなくて……(笑)。 - 太田そんなこともあった(笑)。懐かしいな。写真を見ながら一緒に思い出を振り返ることがこんなに楽しいなんて、僕は結婚するまで知らなかった。
- 近藤ふふ(笑)。ひーぼぉくんが記念日やイベントで写真を撮る姿なんて見たことなかったから、変わったよね。
- 太田ちーぼぉと一緒に過ごすようになってから、写真に残すことの大切さに気づいた。だから、今回、七五三の写真を家族で撮ろうと提案してくれたのも本当に感謝してる。今日撮った写真を数年後に家族で見返したら、娘たちの着物姿を見て感動したことを思い出すんだろうな。

- 近藤そうだね。長女が3歳の七五三のときよりしっかりしていることとか、着物を着た次女が「お姉ちゃんになった!」って喜んでいたこととか。きっと思い出すと思う。
- 太田撮った写真を見ると、僕たちふたりも大人になったって感じるな。顔つきが変わったというか。ちーぼぉは、大人の女性の魅力が増したよ!
- 近藤ありがと。嬉しい。普段、子どもに目を向けていると自分たちは変わらないと感じてしまうけど、こうしてちゃんと写真に残していくと、私たち夫婦の成長にも気づかされる。
- 太田本当にそう。結婚式をしたワタベウェディングで、今度は家族4人の写真を撮れるって、すごく幸せなこと。これからも、節目節目で家族の写真を残していきたいね。そして、子どもたちが成長したときに一緒に写真を見て盛り上がりたい。絶対楽しいだろうなあ。

ーー結婚式から7年経った今、どのような家族像を目指していますか?
- 近藤それぞれが自分のやりたいことをやりつつも、イベントごとは一丸となって全力で楽しむ家族でありたいな。私もひーぼぉくんもそれぞれの仕事を頑張るし、娘たちも学校や友達との遊びや習い事を楽しむのが私たちらしさだし。お互い大切にしたいことを尊重し合って、過度な干渉はしない。でも、「ここぞ!」というときは、共有して、家族の絆を深めていきたい。
- 太田うん。僕は、ちーぼぉが何かを選択するとき、その選択を否定せずに支えられる自分でありたいって思ってる。ちーぼぉには、圧倒的な信頼感があるからね。娘たちに対しては、こんな風にかまってもらえるのももうあと数年かもしれないから、一緒に過ごせるうちに全力でその時間を楽しみたい。なんか、言っているうちに寂しくなってきたな……。
- 近藤最近、娘たちが親元を離れるときのことを妄想して、寂しそうにしてるよね(笑)。

- 太田娘の結婚式で泣きたいからね。思春期でとことん嫌われて、その苦しい日々を乗り越えて、そんなこともあったね〜って、しみじみ思い出し、迎える結婚式。泣く、僕。夢なんだよ。娘も、これまでのことを思い出してお互い涙ぐんで。きっと、ありえないほど泣くな。
- 近藤すごい妄想力(笑)。そんな風になったらいいね。それこそ、私たちと同じようにハワイで式をしてくれたら嬉しい。私の結婚式の写真とか見てるから、娘たちは憧れてハワイでリゾ婚をしたがると思うんだよね、きっと(笑)。
- 太田それめちゃくちゃいい。僕たちの結婚式をした場所としてのハワイだけではなく、家族の歴史、娘の結婚式の思い出が詰まった場所になったらいいな。
- 近藤妄想するだけで楽しくなるね。
ふたりのはじまりの場所


ハワイ・オアフ島
The Private Garden Aloha Ke Akua
ザ・プライベート・ガーデン アロハ・ケ・アクア チャペル
古き良きハワイの魅力が息づくカネオヘエリア。湖畔に佇む木造のチャペルで、趣のある落ち着いたウェディングを堪能できる。