ワタベウェディング グループ－2007年度 入社式・社長メッセージ－

ワタベウェディング グループ
－2007年度 入社式・社長メッセージ－

ワタベウェディング株式会社【本社:京都市、資本金41億5,059万7,200円、東証・大証一部上場、代表取締役　渡部 隆夫】では、4月2日（月）、「目黒雅叙園」にて、当社グループの入社式を執り行ないました。
　本年度新卒入社は当社グループ合計73名となり、ワタベウェディング株式会社・第54期生31名(正社員(グローバルパートナー)21名、契約社員(エリアパートナー)10名)、株式会社目黒雅叙園・第15期生32名(正社員)、沖縄ワタベウェディング株式会社・第4期生10名(契約社員)です。
入社式における当社社長メッセージの概要、および全文は次のとおりです。

【社長メッセージ／概要】

■創業54年の歩み／創業の原点である「利他の心」＋時代に沿った「創造力」で、心豊かな社会の実現へ
・利他の心をもつ：当社はお客様のご要望を実現するために、当絶えず変化・進化する時代に勇気をふるい、新業態に挑戦
する知恵と提案を続けてきた結果、事業拡大してきた。経済的利益を手にするために仕事をするのではなく、世のため人のため、お客様の幸せのお手伝いをするために仕事をする。
・変化を創造する：経済社会の発展や市場ニーズの変化に伴い、付加価値の高い商品・サービスを開発し、自ら変化を創
造する。新しい生活文化を提案することで心の豊かさを提供する。


・1953年　「ワタベ衣裳店」振袖レンタルのボランティアから開業
・1971年　株式会社に改組
・1973年　海外1号店・ハワイ「ホノルル店」オープン
　　　　　　　→「海外挙式」という新しい生活文化の提案。
　　　　　　　お客様ニーズに応える業界初の画期的な取り組み。
　　　　　　　貸衣裳業から総合ブライダル業へと多角化を進める。
・1993年　中国・上海進出「ウェディングドレス製造工場」を設立
　　　　　　　→花嫁の憧れの新品ドレスをリーズナブルに提供。
　　　　　　　製販一体の実現により、レンタルから衣裳販売にシフト。


・2003年　東証一部・大証一部に昇格
　　　　　　　→企業としての事業基盤の充実、グローバル展開の
　　　　　　　本格化へ向けて体制を整備。
・2004年　「目黒雅叙園」の当社グループ会社化
　　　　　　　沖縄など国内リゾート挙式事業スタート
　　　　　　　→国内挙式マーケットの足場を築き、海外挙式・国内挙式・
　　　　　　　商製品の3本柱でバランス経営を実現。



■働くことの価値観／すべてはお客様のために、「目的意識」と「志」を胸に人間として成長をしよう：
・「経営理念の共有」:組織の隅々まで会社の理念・情報を浸透させ、会社全体のベクトルを合わせることが必要。
・「職業人としての心得」：短期・中期・長期にわたる計画を真剣に立て、常に高い「目的意識」と「志」を持って働いてほしい。
・「目に見えない報酬」と「すべてはお客様のために」働く:目に見えない報酬は（1）働き甲斐ある仕事 （2）職業人としての能力向上
（3）人間としての成長の3点。世の中に良きことを為せ。常に「すべてはお客様のために」を真剣に考え、実践せよ。

■グローバルな企業戦略／若い感性と英知で、世界NO.1ブランドへ。グローバルに通用する人材に成長しよう：
国内の少子化による婚礼組数の減少に対し、世界規模では人口爆発を受ける婚礼市場の拡大。先見性をもって国内外の事業戦略を構築し、具体的に実践していく、グローバルな時代に通用する人材としての成長を期待。いち早く情勢の変化（「すでに起こった未来」）を察知し、則した対応を実践することが重要。。
＜今後の基本戦略＞（1）国内市場：シェア拡大と企業ブランド確立の2点。特に従来のミドルブライダル中心の展開から、
プレブライダル・アフターブライダルと新しい生活文化の創造に真剣に取り組み、
お客様と一生涯の関係の構築を目指す。
（2）海外市場：ミドルブライダル市場に特化した戦略を展開。高級志向が高まる先進諸国および挙式人口が増加する東アジア地区マーケットへの取組みが課題。

■新入社員の皆さんへ／「お客様の人生を彩る」＝「自分の人生を彩る」こと。純粋さと情熱で遂げる成長に期待：
当社の目指す「世界最高のブライダル企業」とは、社会存続価値を認められるために、お客様に心から喜んでいただける感動のサービスを提供することである。そのためには、社員各々の人間的な成長が伴う必要がある。
当社社員の使命は、「お客様の人生を彩る」こと＝「自分の人生を彩る」ことに繋がる。お客様の一生涯の思い出をつむぐことが、我々の人生の糧となる。「すべてはお客様のために」をモットーに、澄んだ純粋さと燃える情熱を持って取り組み、人生を謳歌する素晴らしい人間として成長するよう期待する。