PRESS RELEASE

2009年1月5日

ワタベウェディング株式会社 2009年年始式 - 社長メッセージ -

ワタベウェディング株式会社【本社:京都府京都市、資本金:41億7,637万2,000円、東証・大証第一部上場、代表取締役 渡部秀敏】では、2009年(平成21年)1月5日(月)、年始式を執り行ないました。
年始式における当社社長メッセージの概要は次のとおりです。

【社長メッセージ/概要】
■2009年は「原点回帰」の年
 サブプライムローン問題に端を発した世界同時不況の中、既存の価値観が大きく変化してきている。経済環境が悪化する中、当社は本質的な価値観を徹底的に見直し、企業理念に基づいた経営を行っていく。
経営基本理念:
「わたくしたちの目的は、真心の奉仕と知恵ある提案を通じて、すてきな生活文化を創造し、心豊かな社会の実現に貢献することにある。」
経営基本理念を実現するための2009年のキーワードは以下の3つの"C"である。
 ■「Create - クリエイト」⇒ 価値創造
 ■「Cooperate - コーポレート」⇒ 協力・共生
 ■「Challenge - チャレンジ」⇒ 自分の未来をしっかり見つめて、挑戦!

■「Create - クリエイト」 すてきな生活文化の創造
価値の創造ができる個人を集結させ、存在価値を明確に示せる企業へ
 企業も個人も「その会社でなくてはならない」「その人でなくてはならない」といった存在価値が求められ、それを明確に示せる企業や個人が生き残れる、即ち「適者生存」の時代になる。逆にいえば、本質的な存在価値を示せない企業や個人は「無用」の烙印を押されてしまうリスクが急激に拡大する。

●我々はどこに存在価値を見出していくべきか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 昨今のような、すでに物質的に満たされた「成熟化社会」では、人と人、特に家族同士のつながり、すなわち"絆"がより一層求められるようになる。結婚式を始めとして、七五三や成人式、銀婚式等節目となるファミリーステージにおいて家族の絆"作りのお手伝いができる環境にいる当社はどのように世界環境が変化しようと非常に恵まれた環境下にいるといえることを認識してほしい。
 皆さんには、「人が人に気持ちを伝えたい、その思いを心に刻みたいと望んだとき、誰よりも上手にそのお手伝いができる会社でなければならない」ということにそこにこそ価値を見出して欲しい。

●適者になるためには何ができるようになればいいのか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
結婚式の本質とは何か。結婚式とは新しい家族のスタートラインである。結婚することによる感謝の気持ちを、相手と共有し、家族や仲間に伝える場をもつこと、それこそが「結婚式」なのである。
より効果的にお客様が感謝の気持ちを伝えるには、以下の3つの要素においてお客様のまだ形になっていない願望をつかみサービスを提供していくことこそが私たちの仕事である。

「パーソナライズド・プロデュース」
 思い出がより鮮やかに印象的になるように五感を刺激する要素をプロデュースしていくということ。
男性がプロポーズを思い立ったとき、まずプロポーズを演出するための場所を考え、プロポーズをするために夜景のきれいなレストランを予約して、特別な演出をして女性に気持ちを伝えるだろう。このように気持ちを伝える ための舞台を演出するためのスペースの演出と、そこで提供する料理の香りや味、食感等においても、お客様のまだ形になっていないニーズをつかみ形にしていくことができる、お客様にとって最良のパートナーになってもらいたい。

「ヒューマンハート・デザイン」
 お客様の心や内面を外的に見える形で表現する要素をデザインすること。結婚式におけるお客様の心や内面を表現するための要素は何かを考えてほしい。私たちは「まっさらなウェディングドレス」を着たいというお客様のニーズに応えるべく企画からデザイン、縫製、コーディネートまでを一人ひとりの花嫁様にお届けするサイズオーダードレス「Avica」を展開している。また最近では、日本を代表するファッションデザイナー、コシノジュンコ氏がデザインする、Watabeセレクション「JUNKO KOSHINO」の案内も予定している。
 皆さんには、お客様の最高の日の思い出にお客様のハートを一番ステキにデザインできるクリエイターになってもらいたい。

「パーフェクト・メモリー」
 思い出を美しく記録する要素のこと。結婚式においては、私たちが提供している、写真やビデオという商品がまさにそれに当たる。皆さんには、写真や映像を見るたびに、相手が伝えてくれた愛情を何度でも思い返せる、あたたかな思い出が繰り返しよみがえる、そんな記録を残して差し上げるように試行錯誤を重ねてもらいたい。


■「Cooperate - コーポレート」 心豊かな社会の実現への貢献
 環境を破壊し、地球を痛めながら人類だけが進化・発展するこれまでの社会モデルがすでに破綻していることは、地球温暖化という現実によって裏づけされようとしている。
 会社組織としても、自社の利益だけを追求し発展し続けることはもはや不可能であるということを認識し、基本理念にも示してあるように「心豊かな社会の実現へ貢献」していきたい。世界、産業界、地域社会、そしてもちろん社内のすべての人がお互いに協力しあい、「共に生きる」ことを大切にしたい。


■「Challenge - チャレンジ」 「ホスピタリティ産業」が産業の主役に
 これまで世界を席巻してきた物質主義的な志向は衰退へ向かい、特に金融工学を駆使したような錬金術的ビジネスも衰退し、人々の志向は「精神的満足」へと向かうであろう。そういう時代に突入すれば「ホスピタリティ産業」の存在感や重要性が増し、サービス産業は、産業の主役に躍り出ると考えている。
 サービス業の中でも特にブライダルはホスピタリティが高く、今後ブライダル業界から多方面へ有能な人材を輩出できる時代がきっとくると考えている。
 短期的にみれば、サービス業全体にとっては厳しい時代が続くであろう。しかし、来るべきホスピタリティ産業が主役に躍り出る時代に備えて、自身のキャリアプランを思い描き、どんな困難な課題にも果敢にチャレンジして欲しい。

以上

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