PRESS RELEASE

2014年10月9日

国際結婚カップルの挙式実態・意識調査発表!
日本に住む20代~60代の国際結婚をした外国籍の男女500名に聞きました。
約3割が「日本で挙式を実施」という結果に。
~「和装を着た(着てみたい)」が約半数!「和婚」への好意的な感想が多数~

ワタベウェディング株式会社【本社:京都府京都市、資本金41億7,637万2,000円、東証第一部上場、代表取締役 花房伸晃】は、国際結婚カップルの結婚・挙式に対する実態や意識について調査するため、日本在住で、夫妻のいずれか一方が外国籍の20代から60代の男女500名を対象にアンケートを実施しました。

国際結婚件数は年間約24,000件で、30組に1組は国際結婚となっています※1。現在テレビドラマなどでも注目を集めている国際結婚カップルの挙式の有無や実施内容、また日本ならではの結婚式の風習についての意向を以下にご報告いたします。
※1厚生労働省「人口動態調査」及び平成26年2月内閣府「人口動態について~中長期、マクロ的観点からの分析③~」より

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国際結婚カップルの結婚式は約3割が「日本」で。日本での挙式場所は1位「ホテル」30.3%、2位「チャペル」27.3%、3位「神社仏閣」18.2%という結果に!
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「あなたは結婚式をあげられましたか?」という問いには、「はい」62.6%、「いいえ」37.4%という結果になりました。「いいえ」と答えた方の中で結婚式をしたいと考える方は21.4%いることも分かりました。
また、結婚式をしたカップルのうち約7割は海外(日本以外)で、約3割は日本で行っていることが分かりました。


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日本で挙式した場所は?
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1位「ホテル」30.3%、2位「チャペル」27.3%、3位「神社仏閣」18.2%と続きました。
また、日本で行われた結婚式への参加経験については「ある」と答えた方が53.6%にのぼり、約半数は参加経験があることが分かりました。


<日本で挙式した場所第3位「神社仏閣」>
当社では2007年より、京都の世界文化遺産や、重要文化財の神社や寺院などで、本格的な“和婚”ができる挙式プロデュース『京都和婚』を展開。和に目覚め、本物・上質にこだわる大人のカップルにご支持を頂いています。近年、国際結婚カップルや外国人カップルのお問い合わせも増えています。


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日本の結婚式の風習で行ったことは「日本の花婿・花嫁の衣裳を着る(着物を着る)」、「結婚記念写真の前撮り」「お色直し」と続く。行ってみたいことは「日本の花婿・花嫁の衣裳を着る(着物を着る)」が1位。外国人が驚いた結婚式の風習は「お色直し」「親への手紙朗読」「披露宴時の友人の余興」!
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日本の結婚式の風習の中で「行ったこと」「行ってみたいこと※1」、「驚いたこと」についてそれぞれ回答を得ました。結婚式で「行ったこと」では、1位「日本の花婿・花嫁の衣裳を着る(着物を着る)」31.9%、2位「結婚記念写真の前撮り」26.2%、3位「お色直し」24.6%という結果になりました。また「行ってみたいこと」の1位は、「日本の花婿・花嫁の衣裳を着る(着物を着る)」31.6%で、実際に着たと答えた回答と合わせると48.6%(243名※2)と、約半数の方が着物に対する関心が高いことが分かりました。そして日本の風習で「驚いたこと」については、「お色直し」が16.6%、「親への手紙朗読」15.2%、「披露宴時の友人の余興」12.4%という結果になりました。
※1結婚式を挙げた経験のある方は、「行ってみたいこと」には、もう一度「日本」で結婚式を行うと想定して回答。
※2「日本の花婿・花嫁の衣裳を着る(着物を着る)」を「行った」且つ、もう一度「行いたい」と意向した15名の重複を除いた数字。

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「和婚」は神聖で素敵!参加した(見かけた)挙式についての感想は?(回答を一部抜粋)
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回答者が参加した(見かけた)日本での結婚式について感想を尋ねたところ、日本の神社で行われる「和婚」や「和」のテイスト(桜・和装)について好意的な感想を寄せる声が多く見られました。

・神社で行われた為、とても神聖な式だった。(ブラジル国籍20代男性)
・ちょうど桜の開花時期で、桜を背景に素敵な記念写真が撮れたので良かった。(オーストラリア国籍40代男性)
・まだ行った事はありませんが、神社で見たお嫁さんの顔が真っ白だった事に大変驚きました。(ドイツ国籍60代男性)
・神社での結婚式は厳かで好きです。(台湾国籍30代女性)
・明治神宮などの和装の結婚式はまた見たいです。(インドネシア国籍30代女性)

◆また、日本ならではの風習にやはり驚いたという感想もありました。
・親族が新郎新婦から一番遠い席に座ること。なぜ一番大切な人が離れて座らなければならないのか不思議だった。大きいケーキが飾ってあるのに、一部しか本物じゃなかった。次々にお酒を注ぎに来た。(アメリカ国籍40代女性)
・マニュアル通りで失敗がなかった。(ドイツ国籍30代男性)
・参加者全員が正装をしていることに驚いた。中国では私服。(中国国籍40代女性)
・キリスト教でもないのに教会で式をする。(イタリア国籍20代男性)
・韓国では引き出物といった風習が無いので驚いた。(韓国国籍40代男性)
・日本での結婚式や披露宴は、場所やお料理など全てが豪華で、ずっとびっくりしていた。私の国では教会で結婚式を挙げ自宅で披露宴をするので家族はとても忙しい。日本は全て専門のスタッフがいて身内のように手伝ってくれることに驚いた。(フィリピン国籍30代女性)

◆そして、結婚式の感動は世界共通だ、という感想も。
・自国との風習の違いはありますが、笑いあり涙あり関わってきた全ての人が祝ってくれ、感動はどこの国でも共通しているなと思う。(韓国国籍20代男性)



【ご参考】※「南米圏、アフリカ圏、中近東圏、オセアニア圏」は母数が50以下であることから参考値としてご覧下さい

◆出身地域別の「行ったこと」。アジア圏では「お色直し」「結婚記念写真の前撮り」が人気。
「お色直し」が、「日本以外のアジア圏」は29.7%と、全体平均よりも約5ポイント高く、一方、「ヨーロッパ圏、北中米圏」は16.2%と約8ポイント低いことが分かりました。また「結婚記念写真の前撮り」についても「日本以外のアジア圏」の方が30.8%と高く、全体平均値を上げていることが分かりました。


◆出身地域別の「行ってみたいこと」。アジア圏では、「2次会」「結婚記念写真の前撮り」など!
「行ってみたいこと」については、「お色直し」「夫婦によるキャンドルサービス」「2次会」「結婚記念写真の前撮り」の項目について、「日本以外のアジア圏」の方が他地域に比べて実施意欲が高い傾向があることが分かりました。


◆出身地域別の「驚いたこと」。ヨーロッパ圏、北中米圏では「親への手紙の朗読」「夫婦によるキャンドルサービス」!
「驚いたこと」については、「親への手紙の朗読」「夫婦によるキャンドルサービス」が「ヨーロッパ圏、北中米圏」の方が他地域に比べて驚いたという結果になりました。また、「結婚式の時、母親が花嫁のベールダウンをする」ことについても、「日本以外のアジア圏」の方に比べて「ヨーロッパ圏、北中米圏」「南米圏、アフリカ圏、中近東圏、オセアニア圏」の方が驚いた割合が高い傾向があることが分かりました。



- 調査概要 -
【調査方法】 インターネット調査
【調査期間】 2014年9月10日~9月16日
【調査対象】 日本在住で、夫妻のいずれか一方が外国籍の20代から60代の男女500名
★対象者内訳  日本以外のアジア圏  …316名(男性92名、女性224名)
ヨーロッパ圏、北中米圏   …146名(男性131名、女性15名)
南米圏、アフリカ圏、中近東圏、オセアニア圏      …38名(男性28名、女性10名)

報道関係者お問合せ先

ワタベウェディング株式会社 広報チーム:飯村・加茂(080-6172-5684)
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