PRESS RELEASE

2005年6月7日

「2004年海外挙式動向調査」のご案内

2005年当社は、海外挙式の新規エリア進出(4月バリ店)、直営式場「バリアリーフ・チャーチ」(ケアンズ・4月)、今年10周年を迎えたグアムで初となる直営レセプション会場「テ・キエロ」(9月)新設や、国内の未開拓エリアへの営業店舗出店による海外挙式マーケットの更なる拡大を図ります。また、国内・海外拠点100以上のネットワークを活かした送客体制と大手旅行社とのタイアップで、取扱組数シェアアップに繋げると同時に、サービスアイテムの充実で一組当り単価の向上により前年を上回る売上確保に努めて参ります。今後も海外挙式マーケットの更なる拡大を図り、海外挙式市場全体の需要喚起をはじめブライダル業界全体の活性化に貢献できるよう、トータルブライダルソリューションの確立を目指してより一層の努力で邁進いたします。

■海外挙式、組数・シェアともにV字回復!
日本の全国総婚姻組数は、全婚礼適齢人口にピークを過ぎ減少の一途を辿っています。
6月1日発表の厚生労働省「人口動態統計調査」によれば、2004年の全国総婚姻件数は72万429組で、前年の74万191組より1万9762組減少し、婚姻率(人口千対)は5.7で、前年の5.9を下回りました。そんな中、海外挙式は、組数は3,347組増加(対前年比108.3%)、総婚姻組数における海外挙式比率も6.1%(0.6ポイント上昇)とV字回復に転じました。海外挙式エリアでの国際事件もなく、海外挙式希望者の心理にも落ち着いた感がみられ、今後も更なる組数回復とシェアアップが見込まれます。

【調査結果:ダイジェスト】
■海外挙式エリア:分散化の一方で、ミクロネシアが過去最高、大きくV字回復!
旅行地としてアジア系や南太平洋などのリゾート地の人気上昇などにより、挙式エリアについても、全体的に候補地の分散化がみられました。列席同伴率はほぼ横ばいでしたが、列席参加人数は増加傾向にあります。全体として、ビーチリゾートの人気が高まり、シティリゾートが低迷しています。
■ハワイ:組数107.2%(19.6ポイントアップ)と伸張。海外挙式エリアにおけるシェアは1位と人気堅調。元来のハワイのデスティネーションとしての魅力あふれる強みが発揮されたことに加えて、国際情勢が不安定だからこそ、インフラや環境の安定したハワイに対する信頼度が高まった。同業他社の躍進と新規業者の参入が活発になり、価格・ハード・ソフトの三方面の戦略を駆使した各社の競争が激化。
■ミクロネシア(グアム・サイパン):挙式組数が過去最高の10,459組(対前年比121%)と大きくV字回復し、非常に順調に推移。挙式地比率も、23.9%を占め、2.5ポイント上昇。主な要因は、政府観光局の全国キャンペーンなどの後押しによりミクロネシア旅行そのものの人気回復に繋がっていることに加え、同業他社も含め新規挙式会場の新設ラッシュが続いていること、これに連動して各旅行会社のミクロネシア挙式へのクローズアップ戦略が功を奏した結果といえる。
■オセアニア(オーストラリア・ニュージーランド):挙式組数は4,000組(対前年比86.5%)とダウン。地域ごとの特徴が異なるためオセアニア地域の魅力自体が分散化した結果バラつきがみられ、全オセアニアの玄関口とも言えるケアンズが対前年比113%と好調なものの全体では低迷。
■アメリカ/カナダ:1,032組、対前年比97.5%とほぼ横ばいで健闘。特に、ラスベガスの観光客数が00年の記録を抜き過去最高を記録し、挙式組数も対前年比116%と復活。国際情勢への懸念が薄れ回復傾向に。ロサンゼルス業務縮小による減少分を、観光客数が2000年の記録を抜き過去最高になったラスベガスが対前年比116%、カナダも対前年比129%まで回復に転じた。
■ヨーロッパ:1,134組、対前年比89.3%と組数減少。ユーロ高・ポンド高の影響と主要都市以外の遠隔地への国際路線が減便。加えて連休の並びの悪さが原因とみられる。03年に映画の影響を受けて人気だったイタリア挙式に代わり、2004年は、オリンピック選手の挙式が大きく報道されたことでスポットがあたったフランス・パリ挙式の人気が回復した。
■その他のエリア:3,441組、137.6%と挙式候補地の多様化が顕著になり大幅な伸びを示した。特にバリ島挙式は、挙式施設の新設ラッシュが続いていることで人気を集め、02年10月のテロの影響から完全回復し大幅な増加。また、南太平洋のフィジー・タヒチが順調に推移した。

海外挙式者アンケート調査
2004年1月1日~12月31日の期間に、ハワイ・ミクロネシア・オーストラリア・アメリカ/カナダ・ヨーロッパのワタベウェディング16店舗で挙式のお世話をさせて頂いたお客様を対象に実施しました。調査方法はお客様による記入式で、回答総数は9,122件。うち有効回答8,156件を集計しました。
【プロフィール編】※詳細は本編P.17参照
■ 年齢:晩婚化傾向!新婦・30代前半世代、新郎・30代後半以上の世代が増加(共に対前年+1.7ポイント)
■ 初婚率・再婚率:新郎の再婚率が2.7ポイント増加!
■ 妊娠・出産:マタニティ挙式・子連れ挙式、対前年3.1ポイント減少。
国内リゾートウェディング人気の影響か。
■ 旅行経験:海外旅行未経験者が、男性30.8%、女性22.5%と増加!
海外旅行未経験であっても海外挙式を選ぶ人が増加中です。
■ 交際期間:付き合ってから3年以内で結婚をした人達が約6割!
5年以上のじっくり型も3割に!
■ 日本での入籍:出発直前の入籍は大幅減。半年~1年前の入籍が20.5%に。

【ウェディングスタイル編】※詳細は本編P.18参照
■ 挙式・披露宴スタイル:挙式は海外のみ!披露宴・パーティを国内・海外両方で行う層が1/4に。
■ 海外挙式を選んだ理由:「自由度・自分たちらしさ」が1位!「お得感・リーズナブル」が2位。
「憧れ」派が3位に!
■ 意志決定者・両親の反対:ふたりで決めたカップルが約6割。9割以上が反対無し!
「家」の結びつきから「個人」の結びつきの時代へ
■ 海外挙式への不安:過半数が「不安無し」と回答。多様化で言語への不安は微増。

【プロポーズ編】※詳細は本編P.19参照
■ どちらから?:プロポーズは新郎から、挙式は新婦がイニシアチブを握る。
女性プロポーズも微増。晩婚化、姉さん女房の増加で今後も増える?
■ プロポーズの言葉:「結婚してください!」ストレート・伝統派が8割以上。
「ずっと一緒に、家族になろう」長期展望派が約3倍!
交際期間の長期化で「そろそろ・・・」時期検討派も約2倍に!
■ プロポーズの場所:1位は「自宅・家」と人気変わらず。
旅行先でのプロポーズが10倍以上に増加!
旅慣れたカップル像のあらわれか。
■ 結婚記念日:「挙式日」が4割弱!感動のセレモニーは心に残る!
「入籍日」は不動の人気で約6割を占める。

※「2003年海外挙式動向調査」は下記URLよりご確認くださいませ。
http://www.watabe-wedding.co.jp/press/press.php?se=44

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