「家族のみの結婚式におすすめの演出を知りたい」
「どんな演出が自分たちに合うかわからない」
このような疑問やお悩みをお持ちではないでしょうか。
家族のみの結婚式でも演出を取り入れると、感謝の気持ちを伝えたり一体感を生み出したりできるため、記憶に残る一日を過ごせます。
今回は家族のみの結婚式におすすめの演出や、盛り上げるポイントを解説します。少人数婚に最適な演出をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。
家族のみの結婚式・少人数婚の当日の進行プログラム

家族のみの結婚式や少人数婚は、アットホームな雰囲気でゲストとゆっくりコミュニケーションを取れる点が特徴です。当日のスケジュールも柔軟に対応可能で、お二人と家族の希望に合わせて自由にアレンジできます。
基本的な当日の進行は、以下のとおりです。
家族のみの結婚式の進行は「挙式+食事会」を中心に、歓談や感謝の気持ちを伝える時間を重視した、シンプルながら温かい一日を過ごせます。
家族のみの結婚式におすすめの演出15選【ケース別】

家族のみの結婚式におすすめの演出を15種類紹介します。
お二人のケースにあわせて、ぜひ実施を検討してみてください。
親族のみで行うケース
家族・親族だけで行う結婚式は、身近な人同士だからこそできる演出を取り入れると、特別な思い出を残せます。
1 思い出の家族写真でお出迎え
ウェルカムスペースに新郎新婦の幼少期や家族との思い出の写真を飾ると、ゲストは一瞬で懐かしい気持ちになります。写真を眺めながら、当時のエピソードや思い出話に花が咲き、久しぶりに会う親族とも自然に会話が広がるでしょう。
昔の写真は家族だけの結婚式だからこそ、特別な意味や温かみをもたらしてくれます。
2 ゲスト一人ひとりへのメッセージカード
席札やメッセージカードに手書きの言葉を添えると、形だけの「おもてなし」ではなく心のこもった感謝を個別に伝えられます。「自分のために準備してくれた」という特別感が伝わるため、式後も記念に残してもらえることが多いです。
ゲスト一人ひとりへのメッセージカードは、人数が少ないからこそ時間をかけて準備しやすく、ゲストとのつながりや絆がより一層深まります。
3 プロフィールブックで家系図
プロフィールブックは、新郎新婦のプロフィールや二人の出会いなどを記した、近年結婚式で人気のペーパーアイテムです。
家族だけの結婚式では、通常のプロフィール紹介に加えて両家の家系図を記載すると、親族同士の距離感や関係性がわかりやすくなります。初対面同士の親族でも新郎新婦との関係性がハッキリするため、会話のきっかけになるのが大きなメリットです。
結果的に会場が一体感に包まれ、家族の繋がりを感じる温かな時間を作れます。
4 両親へ感謝の手紙を朗読
両親への手紙は通常の結婚式でも人気の演出ですが、恥ずかしさや緊張を感じる人も多いです。家族や親族だけの結婚式なら、リラックスして感謝の気持ちを伝えられるでしょう。
手紙の朗読は感動を呼び、両親の心に深く刻まれ「本当に家族のための結婚式だった」と実感できる一生の思い出になります。親族も両親が喜ぶ姿を見て、より深い祝福の気持ちを抱いてくれるはずです。
5 両親との共同作業
家族だけの結婚式だからこそ、普段は新郎新婦だけで行う共同作業を両親も交えて一緒に行うのがおすすめです。
家族みんなで植樹やケーキデコレーションなど一つのことに取り組むと、通常以上の一体感や感動が生まれます。家族同士が協力し合う姿は、新たに家族が一つになる実感をより深めてくれるでしょう。
共同作業は会場の雰囲気を和やかにし、写真映えする印象的な演出にもなります。
6 サンクスバイト
新郎新婦のファーストバイトの後、両親にサンクスバイトをするのも素敵な演出です。
サンクスバイトは「今までありがとう」「これからもよろしく」という感謝と未来へのメッセージを込められます。親子の絆を強く感じられる温かいひとときになり、参列者全員の笑顔が生まれる演出です。
親族と親しい友人のみで行うケース
親族と親しい友人を招待する場合は、ゲスト全員が主役になれる参加型の演出がおすすめです。
7 ゲストからのスピーチタイム
主賓のあいさつなどはせず、一人ずつ一言メッセージをもらうスタイルにすると、ゲスト全員に参加してもらえ一体感が生まれます。
少人数だからこそ、普段は聞けない温かい言葉やユニークなコメントを貰えるだけでなく、新郎新婦の人柄や人間関係が自然と伝わるため、会場が和やかな雰囲気に包まれるでしょう。
ゲスト自身も「自分も式の大切な一員だ」と感じられ、記憶に残る演出になります。
8 友人たちとの思い出ムービー
ムービーの上映は、披露宴において人気の演出です。家族+親しい友人の結婚式なら、新郎新婦の生い立ちや二人の出会いだけでなく、ゲストとの懐かしい写真やエピソードも上映すると、会場が一気に盛り上がります。
「あの時、こんなことがあったね」と会話が広がり、涙あり笑いありの心温まる時間を演出できるでしょう。
会場全体が温かい雰囲気に包まれ、ゲスト全員が一体となって結婚式の思い出を共有できます。
9 デザートビュッフェ
デザートは料理において楽しみの一つですが、より楽しんでもらうならビュッフェスタイルにするのがおすすめです。
ゲストには自由に席を移動して好きなスイーツを選びながら、気軽に会話や写真撮影を楽しんでもらえます。「食べる・話す・写真を撮る」を同時に叶えられ、親族と友人が自然に交流するきっかけにもなります。
豊富なデザートを少しずつ食べられるため、ゲスト全員の満足度も高い演出です。
10 ゲスト参加型の余興
クイズ大会や景品付きゲームなど、全員が参加できる余興は、会場全体が一つになって盛り上がれる点が魅力です。親族も友人も垣根なく一緒に楽しめるので、一体感や親睦がぐっと深まります。
下記におすすめのゲームを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ゲスト参加型の演出は「みんなで楽しんだ結婚式」として、記憶に残りやすいでしょう。
パパママ婚のケース

パパママ婚は、出産後や子連れ再婚などの人が挙げる結婚式を指します。
新しい家族と全員でセレモニーを楽しめるのが特徴で、指輪の運び役や記念演出など、お子様参加型のシーンが人気です。
11 リングボーイ・フラワーガール
結婚指輪を運ぶ「リングボーイ」や、バージンロードに花びらを撒く「フラワーガール」は、お子様が結婚式の大切な役割を担い、主役の一員として特別な体験ができる演出です。
普段とは違ったフォーマルな雰囲気の中で、大切な役割を一生懸命努めようとする我が子の姿は、パパママにとって忘れられない思い出になるでしょう。
ゲストも微笑ましい気持ちになり、和やかな雰囲気で挙式を執り行えます。
12 家族で共同作業
パパママ婚では、お子様も一緒にケーキ入刀を行うなど、家族での共同作業の演出がおすすめです。
協力してイベントを行うと「家族の絆」がより深まります。普段の生活ではなかなか経験できない特別な時間は、かけがえのない思い出として心に残るでしょう。
またお子様からパパママに、サプライズプレゼントを贈るなども良いでしょう。ゲストからも「素敵な家族」「温かい家庭」と思ってもらえる演出です。
13 お子様から両親へのメッセージ
幼稚園児や小学生など、話せる年齢のお子様がいる場合は、パパママにメッセージをもらう演出も素敵です。
お子様の成長や家族の歴史を感じられるため、両親だけでなく親族・ゲストにも感動が広がります。家族の絆やこれまでの歩みを全員で分かち合い、かけがえのない思い出として心に刻める、パパママ婚ならではの演出です。
授かり婚のケース
授かり婚とは、結婚前に子どもを授かった夫婦が妊娠中に結婚式を挙げるスタイルです。
授かり婚での結婚式は、新婦の体調に配慮した演出を考えましょう。
14 着席での進行
妊婦である新婦の体調や負担を考え、挙式や披露宴はなるべく着席で進める演出がおすすめです。
例えばセレモニーや乾杯、スピーチなどは新婦が座ったままでできるようにしたり、ゲストテーブルを回る際に車椅子やソファなどを利用したりするなどが考えられます。
着席での進行は体への負担を減らしつつ、きちんと感謝や交流の時間を作れます。また家族やゲストも新婦に気を使わず、ゆっくりと過ごせるでしょう。
15 フォトプロップスで写真撮影
結婚式では、新郎新婦が座る高砂(メイン席)にフォトプロップス(撮影用の小道具)を用意し、写真撮影を楽しむのも素敵な演出です。
新婦が動き回る必要がなく座ったままでもゲストと交流できるため、体調面に配慮しつつ結婚式らしい「写真の思い出」を残せます。
フォトプロップスは写真映えも抜群で、ゲスト全員が楽しく撮影できる演出です。
親族のみ少人数での結婚式を盛り上げるためのポイント

親族のみ少人数での結婚式を盛り上げるためのポイントを、3つ紹介します。
ポイント1:ゲストとの時間を大切にする
親族だけの少人数結婚式では、ゲストとの時間を大切にしましょう。大人数の披露宴では、新郎新婦が一人ひとりとゆっくり話す時間を確保するのは難しいです。しかし親族中心の小規模な結婚式なら、一人ひとりと会話をし、きちんと感謝の気持ちや近況を伝えられます。
演出や進行も、歓談を中心に組み立てるのがおすすめです。例えば各テーブルを回っての会話タイムやメッセージカード、手紙など、ゲスト一人ひとりを大切にする時間を積極的に設けましょう。
ゲストも「大切にしてもらえている」と実感でき、双方にとって思い出に残る一日を過ごせます。
ポイント2:両家の親睦を深める
親族のみの少人数結婚式では、ゲスト同士が初対面になる場合も多いため、両家の親睦を深める演出がおすすめです。
例えば新郎新婦や司会者が両家の家族を紹介したり、家系図付きのプロフィールブックを用意したりすると、親族同士がお互いの関係性を理解しやすくなります。家族全員で参加する植樹セレモニーやケーキデコレーションなどの共同作業も会場に一体感が生まれ自然に会話が弾むでしょう。
両家の親睦を深める演出を取り入れると、もともと別々だった家族同士が一つの「親族」として打ち解け合える、温かい結婚式になります。
ポイント3:感謝の気持ちを伝える
少人数婚は、普段なかなか言葉にできない感謝の気持ちをきちんと伝えられる点が魅力です。メッセージカードやサプライズ演出、手紙の朗読など、想いを込めた演出を用意し、ゲスト一人ひとりに心からの「ありがとう」を届けましょう。
例えば席札の裏やメッセージカードに手書きの言葉を添えたり、両親への感謝の手紙を読んだりすれば、お二人の想いが家族や親族に強く伝わり、感動的な雰囲気が生まれます。
心のこもった演出は、シンプルな進行でも忘れられない一日を作ります。
家族のみの結婚式の演出に関してよくある質問

家族のみの結婚式の演出に関してよくある質問に回答します。
Q.家族のみの結婚式の時間はどのくらい?
家族のみの結婚式の場合、挙式〜食事会(披露宴)合わせて2時間半〜3時間程度が一般的です。挙式のみであれば30分ほど、挙式後に家族との会食や披露宴を行うスタイルでも1〜2時間程度で、大人数の披露宴に比べてコンパクトな進行が組まれます。
アットホームな雰囲気を大切にしながら、ゲストとゆっくり過ごせるちょうど良い時間配分ができるのが、家族だけの結婚式ならではの魅力です。
Q.家族のみの結婚式でもお色直し演出はできる?
家族のみの結婚式でも、お色直し演出は可能です。少人数婚ならではのアットホームな雰囲気を活かして、カラードレスや和装へのお色直しはもちろん、入場や再登場の演出を自由に工夫できます。
例えば衣裳チェンジ後の再入場は、両親と手をつないで入場するなどの演出がおすすめです。カラードレス当てクイズや家族全員での記念写真タイムなど、小規模だからこそゲストの距離や一体感を大切にした内容が喜ばれます。
Q.家族のみの結婚式は演出なしでもいいの?
家族のみの結婚式は、演出なしでも問題ありません。
人数が少なく親しい間柄だからこそ、特別な余興や派手な演出がなくても、会話や食事をゆったり楽しむだけで十分温かい時間を過ごせます。歓談の時間を長く取ったり、思い出話や感謝の気持ちを直接伝えたりするだけで心に残る演出になります。
また、演出をしない分、挙式後はドレスやタキシードから着替えてリラックスした服装で食事会を楽しむカップルも多いです。フォーマルな衣裳のまま食事をするスタイルも素敵ですが、あえて服装を変えることでよりアットホームな雰囲気になり、ご家族と美味しい料理を味わいながら歓談したり、両親や祖父母から夫婦生活のアドバイスをもらったりするのも思い出深いひとときになります。
Q.少人数婚で家族から余興を頼まれたら何をすればいい?
少人数婚で家族から余興を頼まれた場合は、シンプルで心のこもった内容が喜ばれます。
例えば家族のエピソードや、新郎新婦の幼少期の思い出を紹介するスピーチなどが人気です。
大切なのは、ゲスト全員がリラックスして温かい雰囲気の中で参加できることです。華やかな演出でなくても、家族ならではの愛情や絆が感じられる余興は、新郎新婦にとっても心に残る特別な贈り物になります。
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家族のみの結婚式でも演出を取り入れると、新郎新婦、ゲスト双方にとって思い出に残る時間を過ごせます。
両親に感謝を伝える演出からゲスト全員で盛り上がれる演出までさまざまなものがあるため、お二人が叶えたい結婚式にあわせて選んでみてください。
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