写真撮影だけでなく挙式もセットにした「挙式ありのフォトウェディング」が注目を集めています。従来の大規模な結婚式と写真のみのフォトウェディングの良いところを組合せた、新しいウェディングスタイルです。

「フォトウェディングを検討しているけれど、結婚式のセレモニー感も欲しい」
「少人数で挙式をしながら、素敵な写真も残したい」

このように考えている方は、挙式が付いたフォトウェディングを検討してみることをおすすめします。

今回は、挙式ありのフォトウェディングの種類や費用、準備の流れについて詳しく解説します。少人数でもセレモニー感を大切にしたい方は、ぜひ最後までお読みください。

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挙式ありのフォトウェディングとは?主なスタイルは4つ

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挙式ありのフォトウェディングとは、結婚式の挙式と写真撮影を組合せたウェディングスタイルです。従来のフォトウェディングは写真撮影のみでしたが、挙式を加えることで結婚の誓いや記念の瞬間をより特別なものにできます。

主な挙式スタイルには、人前式、教会挙式、神前式の3つがあります。それぞれ異なる魅力や特徴があるため、お二人の価値観や希望に合わせて選びましょう。

人前式を組合せたスタイル

人前式は、宗教的な形式にとらわれず、参列者に結婚の誓いを立てる挙式スタイルです。フォトウェディングと組合せることで、家族や親しい友人に見守られながら誓いを交わし、その瞬間を美しい写真に残せます。

人前式の魅力は、自由度の高さです。誓いの言葉や演出を自分たちでアレンジでき、オリジナリティあふれる挙式を作り上げられます。また宗教や国籍を問わないため、多様な背景を持つカップルにも適しています。

人前式は誓いの形なので、チャペルで行うことも可能です。チャペルフォトをとりながら、宗教にとらわれない人前式で挙式をおこなうこともできます。

屋外のガーデンやビーチ、スタジオなど、さまざまな場所で実施できるのも人前式の特徴です。開放的な空間でリラックスした雰囲気の中、自然体の表情や笑顔を写真に収められます。

キリスト教式を組合せたスタイル

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教会やチャペルでキリスト教式の誓いをたてる挙式スタイルです。荘厳な雰囲気の中で神に誓いを立て、その神聖な瞬間を写真に残せます。

バージンロードを歩く花嫁、十字架の前での誓い、指輪の交換など、結婚式の象徴的なシーンを体験できるのが教会式の魅力です。これらの瞬間は写真映えも抜群で、一生の宝物となる美しい写真を残せるでしょう。

また大聖堂のステンドグラスや美しい装飾は、写真の背景としても非常に魅力的です。光の加減や建築美が、ドラマチックで印象的な写真を演出してくれます。

神前式を組合せたスタイル

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神前式は、神社で行う日本の伝統的な結婚式です。厳かな雰囲気の中で神に結婚を報告し、和装での美しい姿を写真に残せます。

白無垢や色打掛などの和装は、神社の伝統的な建築や自然と調和し、日本らしい美しさを表現できます。三三九度の儀式や玉串奉奠など、伝統的な儀式の様子も写真に収められ、格式高い記念となるでしょう。

神前式は日本の文化や伝統を大切にしたいカップルに特におすすめです。両親や祖父母にとっても馴染み深いスタイルのため、家族全員が感動を共有できる特別な時間となります。

フォトウェディング費用は挙式あり・なしでどのくらい変わる?

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挙式の有無によるフォトウェディングの費用差は、選択するスタイルや規模によって大きく異なります。

挙式スタイル別の費用目安は以下の通りです。

【人前式】
平均費用:50万円程度
内容:衣裳、ヘアメイク、撮影、人前式進行、会場装飾など
特徴:会場使用料が比較的安く、自由度が高いため費用を抑えやすい
(※出典:ゼクシィ|ふたりらしさが叶う【人前式特集】魅力・会場選び・演出...etc.

【キリスト教式】
基本料金:38万円程度
内容:衣裳、ヘアメイク、撮影、チャペル使用料、挙式進行など
特徴:チャペル使用料や聖歌隊、オルガン演奏などで費用がやや高め
(※出典:ゼクシィ|キリスト教式の基礎知識&流れを知っておこう

【神前式】
基本料金:33万円程度
内容:和装、着付け、ヘアメイク、撮影、神社初穂料、雅楽演奏など
特徴:和装レンタル料や神社への初穂料、伝統的な演出で費用が高めになる傾向
(※出典:ゼクシィ|神前式の基礎知識&流れや費用を知っておこう

【フォトウェディングのみ】
フォトウェディング・前撮りの平均費用は約26万円
内容:衣裳、着付け、ヘアメイク、撮影、データなど
スタジオやロケーションで含まれる内容が変更します。チャペルで撮影することもできますが、結婚のセレモニーをおこなう挙式は含まれません。
(※出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2024調べ

【披露宴を含む結婚式】
挙式、披露宴・ウエディングパーティーの平均費用は343.9万円
内容:披露宴会場の使用料、料理、ドリンク、衣装、ヘアメイクなど
式場や招待人数、プランや衣裳など選び方によっておおきな費用の違いがありますが、平均費用は340万円ほどとなっています。
(※出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2024調べ

フォトウェディングに挙式を追加することで、かかる費用は増えますが、従来の結婚式・披露宴と比較すると割安な金額といえます。

挙式をおこなうことで、写真や映像だけでなく、その場の空気感や感情がずっと記憶に残り、けじめと節目になるイベントとなります。安さや金額だけで判断せず、後悔のないプランを選びましょう。

挙式ありのフォトウェディングの準備と流れ

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挙式ありのフォトウェディングの準備は、写真のみの場合と比べて若干多くなりますが、従来の結婚式ほど複雑ではありません。スムーズに準備を進めるための流れをご紹介します。

Step1: 希望のスタイルと時期、ゲストを招待するかを決める

まず、お二人の希望する挙式スタイルと時期を決めましょう。人前式、チャペル挙式、神前式のどれにするか、また春夏秋冬のどの季節にするかを検討します。

時期を決める際は、桜の季節や紅葉の時期など、写真映えする季節を考慮するのもおすすめです。

また、挙式にゲストを招待する場合は、人数とどんな人を招待するか考えておきましょう。必ず来てほしい家族や友人はスケジュールを確認しておくと安心です。人数によって選べる会場が変わってきます。

Step2: スタジオ・会場選びと相談

希望のスタイルが決まったら、対応可能なスタジオや会場を探します。挙式と撮影の両方に対応している会社を選ぶと、準備がスムーズです。

会場見学の際は、挙式会場の雰囲気や撮影スポット、控室の設備などを確認しましょう。またプランナーとの相性も重要です。親身になって相談に乗ってくれる会社を選ぶと、理想の挙式を実現しやすくなります。

Step3: 衣裳・ヘアメイクの決定

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挙式スタイルに合わせて衣裳を選びます。チャペル挙式ならウェディングドレス、神前式なら白無垢や色打掛、人前式なら好みに応じてドレスや和装を選択できます。

試着の際は、挙式での動きやすさも考慮して選びましょう。また写真映えを重視する場合は、撮影場所の背景との調和も考えて決めるのがおすすめです。

ヘアメイクは、衣裳との統一感を意識して決めます。希望のイメージがある場合は、参考となる画像や写真を用意して具体的に伝えましょう。

Step4: 招待ゲストの決定と連絡

少人数で行う挙式ありのフォトウェディングでは、両家の両親、兄弟姉妹、親族、親しい友人など、本当に大切な人たちを招待します。一般的には10〜30名程度が目安です。

招待状は正式なものを送っても、電話やメールで連絡し、参加を確認しても、どちらでも問題ありません。ただし、年配のゲストがいる場合、招待状を送った方が安心してもらえます。

また当日の流れや持ち物、服装について事前に伝えておき、ゲストに負担をかけないようにしましょう。

Step5: 挙式・撮影当日

当日は、ヘアメイクから始まり、挙式、写真撮影の順で進行します。少人数のため、アットホームな雰囲気の中でリラックスして過ごせるでしょう。

挙式では誓いの言葉を交わし、写真撮影では家族や友人との集合写真、お二人だけのロマンチックな写真など、さまざまなカットを残します。会食付きプランの場合は、撮影後に美味しい料理を楽しみながら歓談の時間を過ごします。

写真のみの結婚式で後悔しないための注意点

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挙式ありのフォトウェディングで後悔しないために、事前に確認しておくべき注意点をご紹介します。

ゲストの「人数制限」と「参加費用」を確認

会場やプランによって、招待できるゲストの人数に制限がある場合があります。事前に何名まで参加可能か確認し、招待したい人数と合っているかチェックしましょう。

また参加費用についても明確にしておく必要があります。遠方のゲストの場合、交通費はどちらが負担するかを事前に決めておくと、トラブルを避けられます。

衣裳の「移動」や「着替え」の可否

挙式と撮影で衣裳を変更したい場合、着替えの時間や場所、追加料金の有無を確認しておきましょう。また屋外での撮影がある場合、衣裳での移動が可能かも重要なポイントです。

特に和装は着崩れしやすいため、移動距離や移動方法について詳しく相談しておくことをおすすめします。

悪天候時の「対応」と「延期規定」

屋外での挙式や撮影を予定している場合、悪天候時の対応について事前に確認が必要です。室内への変更が可能か、延期の場合の費用負担や日程調整の方法などを把握しておきましょう。

特に梅雨や台風の季節に予定している場合は、柔軟な対応ができる撮影会社を選ぶことが大切です。

撮影データの「納品時期」と「枚数」

撮影したデータの納品時期と枚数を事前に確認しておきましょう。結婚報告や年賀状に使用したい場合は、納品時期が重要になります。

また基本プランに含まれるデータ枚数と、追加購入する場合の料金も確認しておくと安心です。

挙式ありのフォトウェディングならリトル婚がおすすめ!

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挙式ありのフォトウェディングを検討中のカップルにおすすめなのが、ワタベウェディングのリトル婚です。

リトル婚とは前撮りと挙式がセットになった新スタイルの結婚式

リトル婚は、前撮りと挙式をセットにした新しいウェディングスタイルです。従来の大規模な結婚式と写真のみのフォトウェディングの良いところを組合せ、少人数でもセレモニー感を大切にできます。

ワタベウェディングのリトル婚では、美しい写真撮影と心に残る挙式を同時に叶えられます。家族や親しい友人に見守られながら、人生の新たなスタートを切る特別な瞬間を演出します。

リトル婚がおすすめの理由3つ

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リトル婚がおすすめの理由は主に次の3つです。

少人数ならではのアットホームさ

リトル婚は10名程度の少人数で行うため、ゲスト一人ひとりとの距離が近く、アットホームな雰囲気を演出できます。大勢の前では緊張してしまう方でも、リラックスして自然体の表情を見せられるでしょう。

また少人数だからこそ、ゲスト全員に感謝の気持ちを直接伝えられます。お一人お一人との会話を楽しみながら、心温まる時間を過ごせます。

リーズナブルながら上質なウェディング

リトル婚は従来の結婚式と比べて大幅にコストを抑えながら、挙式と撮影の両方を叶えられます。少人数のため料理や引き出物などの費用も最小限に抑えられ、その分衣裳やヘアメイク、撮影にこだわれます。

またワタベウェディングは衣裳店発祥のブランドのため、豊富な種類の衣裳から選択でき、上質なウェディングを実現できます。

最小限の時間で準備

リトル婚は準備期間も短縮できます。招待状の作成や席次表の準備など、大規模な結婚式で必要な作業の多くが不要になります。

忙しいカップルでも無理なく準備を進められ、短期間で理想の結婚式を実現できるのが魅力です。またプランナーが丁寧にサポートしてくれるため、初めての方でも安心して準備を進められます。

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挙式+フォトウェディングで理想の結婚式を叶えよう

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挙式ありのフォトウェディングは、従来の大規模な結婚式と写真のみのフォトウェディングの良いところを組合せた、新しいウェディングスタイルです。少人数でもセレモニー感を大切にしながら、美しい写真も残せます。

人前式、チャペル挙式、神前式、レストランウェディングなど、さまざまなスタイルから選択でき、お二人の価値観や希望に合わせてカスタマイズできるのが魅力です。費用も従来の結婚式より大幅に抑えられ、準備期間も短縮できます。

ワタベウェディングのリトル婚なら、前撮りと挙式がセットになった特別なプランで、理想のウェディングを叶えられます。少人数ならではのアットホームさを大切にしながら、一生の思い出に残る素敵な結婚式を実現してみませんか。

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