「少人数の結婚式は盛り上がらないのでは?」と不安に感じる方は少なくありません。
特に親族中心の挙式や、余興を取り入れないシンプルな披露宴では「静かになってしまわないかな」と心配になる新郎新婦様も多いです。

しかし、少人数ならではの温かさやアットホームさを活かした工夫を取り入れることで、十分に盛り上がり、思い出に残る一日をつくることができます。

本記事では、「少人数 結婚式 盛り上がらない」と悩む方に向けて、余興なしでも楽しめるアイデアや安心のポイントをご紹介します。

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なぜ「少人数結婚式は盛り上がらない」と思われがちなのか?

少人数結婚式盛り上がらない1

少人数結婚式が「盛り上がらない」と感じやすい理由は、参加人数が少ないことで会場の熱量が大人数の結婚式に比べて控えめに感じられるからです。とはいえ実際には、少人数だからこそ一人ひとりとの会話が増え、笑顔や感動をしっかり共有できるという魅力があります。

【少人数結婚式のメリット】

 アットホームな雰囲気:親族や親しい友人に囲まれて、リラックスして過ごせる
 ゲストと深く交流できる:会話や写真撮影の時間を多くとれる
 自由度が高い演出が可能:少人数だからこそ進行を柔軟に調整できる

「盛り上がらない」のではなく、「にぎやかさの種類が違う」と考えると安心です。

大人数の定番演出(スピーチ、余興など)ができない

大人数の結婚式でよく見られる定番演出が、少人数では実現しにくいことが主な理由の一つです。

友人によるスピーチや余興、フラワーシャワーなどは、ある程度の人数があってこそ映える演出です。参加者が親族のみの場合、こうした華やかな演出が難しく「物足りない」と感じてしまう新郎新婦も少なくありません。

しかし大人数向けの演出ができないからといって、式が盛り上がらないわけではありません。少人数の結婚式では、定番の余興がなくても十分に盛り上がる工夫ができます。おすすめの演出をいくつかご紹介します。

 プロフィールムービーや生い立ち写真の上映
 思い出を共有でき、自然と笑いや感動が生まれる
 ゲスト全員参加型のゲームやクイズ
 少人数だからこそ、一体感が出やすい
 ケーキカットやキャンドルリレー
 写真映えするイベントは雰囲気が華やぐ
 新郎新婦からのメッセージカードや手紙
 一人ひとりに感謝を伝えられ、深い感動を呼ぶ

「余興がない=盛り上がらない」ではなく、新郎新婦とゲスト全員で楽しむ時間をどう演出するかが大切です。

親族のみや友人中心の少人数婚だからこそ、ゲストとの距離が近く、アットホームで心温まる時間を過ごすことができます。余興なしでも楽しめる工夫を取り入れれば、笑顔と感動にあふれる一日となるでしょう。

少人数結婚式を検討している方は、ぜひ自分たちらしいスタイルを取り入れて、大切な人と心に残る一日をつくってください。

ゲスト同士が初対面で気まずい雰囲気になりやすい

親族同士でも、新郎側と新婦側のご家族が初めて会うケースは珍しくありません。お互いの家族について詳しく知らない状態では、会話が弾まず気まずい雰囲気になってしまう可能性があります。

特に席が近い少人数の会場では、この問題がより顕著に現れやすく、全体的に静かで重い雰囲気になってしまうことがあります。

この課題を解決するためには、事前の準備や当日の進行に工夫を凝らすことが大切です。

招待客の人数が少ないことで「お祝い感」が薄いと感じてしまう

「結婚式=たくさんの人に祝福される」というイメージを持つ方も多く、参加者が少ないと「お祝い感が薄い」「寂しい」と感じてしまう場合があります。

特に親御様世代では、盛大な結婚式への憧れが強い方も多く、「もっと多くの人を呼んだ方がよいのでは」と心配されることもあるでしょう。

しかし大切なのは人数ではなく、参加してくれる方々の気持ちです。少人数でも心のこもったお祝いは、十分に特別で価値のある体験となります。

親族・身内のみの結婚式で「盛り上がらない」を回避するコツ

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親族・身内のみの結婚式を成功させるための重要なコツをご紹介します。これらのポイントを意識することで、アットホームで心温まる式を実現できます。

ゲストとの「会話」を最優先にする

少人数結婚式の最大の魅力は、ゲスト一人ひとりとじっくり会話できることです。演出よりも「会話」を最優先に考えることで、自然と盛り上がりを生み出せます。

新郎新婦が各テーブルを回り、普段なかなか話せない家族の思い出や近況について語り合う時間を大切にしましょう。お互いの家族について紹介し合ったり、子どもの頃のエピソードを披露したり、お互いの家族を紹介したりすることで、一体感が生まれます。

司会者に頼りすぎず、新郎新婦自身が積極的にゲストとコミュニケーションを取ることがポイントです。

ゲストを「主役」にした演出を考える

新郎新婦だけでなく、ゲストにも「主役」になってもらう演出を取り入れることで、参加者全員が楽しめる式になります。

例えば親御様に昔の写真を持参してもらい、思い出話をしてもらったり、ご兄弟にサプライズメッセージを準備してもらったりと、ゲストが参加できる演出を用意するのがおすすめです。

「見る」結婚式ではなく「一緒に参加する」結婚式にすることで、親族のみでも満足度の高い一日になります。

形式にこだわらず「自由に」楽しむ

少人数の親族婚だからこそ、従来の結婚式の形式にとらわれすぎず、自分たちらしい自由なスタイルで楽しむことが大切です。堅苦しい進行にせず、食事中の自然な会話を重視したり、写真撮影の時間をたっぷり取ったりと、リラックスした雰囲気を心がけましょう。

時間にゆとりを持ったスケジュールにすることで、ゲスト同士の交流も深まり、和やかな雰囲気を演出できます。

余興なしでも寂しいと感じさせない!楽しい演出アイデア集

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余興がなくても十分楽しめる、少人数結婚式におすすめの演出アイデアをケース別にご紹介します。

親族のみで行うケース

親族のみの結婚式では、家族の絆を深める温かい演出がおすすめです。

思い出フォトギャラリー

会場に新郎新婦の成長過程や家族との思い出写真を展示しましょう。親族の方々に昔の写真を持参してもらい、当日にエピソードと一緒に紹介してもらうのも素敵です。
写真を見ながらの会話は自然と盛り上がり、ゲスト同士の距離も縮まります。デジタルフォトフレームを使えば、スライドショー形式で多くの写真を楽しめます。

ゲスト紹介タイム

新郎新婦がそれぞれの家族を相手側に紹介する時間を設けましょう。単純な紹介ではなく、面白いエピソードや感謝のメッセージを交えることで、和やかな雰囲気を作れます。
「新婦の○○おばさんは、いつも美味しい手料理を作ってくれて」「新郎の弟は実は隠れたイラストの才能が」など、温かいエピソードで親族同士の理解を深められます。

サンクスバイト

新郎新婦が親御様に感謝の気持ちを込めてケーキを食べさせてあげる「サンクスバイト」は、少人数だからこそ映える演出です。
「今まで育ててくれてありがとう」の気持ちを込めて行うことで、会場全体が感動的な雰囲気に包まれます。兄弟姉妹がいる場合は、順番に行うのも良いでしょう。

両親へ感謝の手紙

定番の演出ですが、少人数だからこそより深く心に響きます。手紙の内容も、大人数の前では言えないような具体的で個人的なエピソードを織り交ぜられます。
涙あり笑いありの感動的な時間となり、親族全員の心に深く残る演出になるでしょう。

親族と親しい友人のみで行うケース

親族に加えて親しい友人も招待する場合の演出アイデアです。

ゲスト参加型クイズ

新郎新婦に関するクイズを出題し、ゲスト同士でチームを作って答えてもらいましょう。親族チームと友人チームに分かれて競い合うのも盛り上がります。
「新郎の子どもの頃の夢は?」「新婦が大学時代にハマっていたことは?」など、知られざるエピソードが明かされて会話も弾みます。

テーブルスピーチ

各テーブルの代表者に短いスピーチをお願いしましょう。堅苦しいものではなく、新郎新婦との楽しい思い出や印象的なエピソードを気軽に話してもらいます。
時間は一人2〜3分程度に設定し、全員がリラックスして聞けるような雰囲気作りを心がけましょう。

デザートビュッフェ

食事の最後にデザートビュッフェを設けることで、ゲスト同士の交流が促進されます。甘いものを囲みながらの会話は自然と盛り上がり、和やかな雰囲気を演出できます。
新郎新婦の好きなスイーツを中心に、季節感のあるデザートを用意すれば、見た目も楽しい演出になります。

内部リンク:「家族のみの結婚式 演出」

少人数結婚式の当日の流れ|余興なしでも楽しめるタイムスケジュール例

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余興なしでも充実した少人数結婚式のタイムスケジュール例をご紹介します。

時間 項目 内容
10:00 ゲスト来場・受付 ゲストが会場に到着。新郎新婦や両親が直接お出迎えするのもおすすめ
11:00 挙式スタート 親族や友人に見守られながら結婚を誓う
12:00 写真撮影・移動 挙式後に集合写真を撮影。ゲスト一人ひとりと話しながら移動
12:30 会食スタート 乾杯の挨拶のあと、ゲストとの会話を楽しみながら食事を始める
13:30 歓談・演出タイム ゲスト紹介やサンクスバイトなど、温かい演出を挟む
14:30 両親への手紙 感謝の気持ちを伝える
15:00 おひらき ゲストを笑顔で見送り、プチギフトを渡す

このようなスケジュールなら約5時間でゆったりと進行でき、ゲストとの会話を重視した温かい結婚式を実現できます。

内部リンク:「家族のみの結婚式 流れ」

少人数でも盛り上がる結婚式にするためのコツ

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少人数結婚式を成功させるために重要な3つの要素について詳しく解説します。

会場選び

少人数に適した会場選びは、雰囲気作りにおいて非常に重要です。大きすぎる会場では空間が余ってしまい、寂しい印象になってしまいます。参加人数に合ったコンパクトで温かみのある空間を選びましょう。

個室のレストランや小さなチャペル、ガーデンウェディングができる会場などがおすすめです。アットホームな雰囲気を重視し、ゲスト同士の距離が近くなるような会場を選ぶことで、自然と会話が弾みます。

また控室や写真撮影スペースも重要なポイントです。ゲストがゆったりと過ごせる設備が整っているかも事前に確認しましょう。会場選びに迷ったら、雰囲気や希望に合ったロケーションを選ぶことが大切です。

ワタベウェディングでは、神社・チャペル・スタジオチャペルなど多彩な会場をご用意しています。

会場一覧はこちらからチェック

料理

少人数結婚式では料理の質が特に重要になります。ゲスト一人ひとりに丁寧にもてなすことで、満足度の高い結婚式を実現できます。

コース料理の場合は、ゲストの年齢層や好みを考慮してメニューを選びましょう。アレルギーや苦手な食材がある方がいる場合は、事前に会場に相談して個別対応してもらうのも、少人数だからこそ可能な配慮です。

また料理をきっかけとした会話も生まれやすいため、季節感のある食材を使った美しい盛り付けの料理を選ぶと、自然と話題が生まれます。

BGM

BGM選びは会場の雰囲気作りに大きく影響します。少人数結婚式では、ゲスト同士の会話を大切にしたいため、音量や曲調に特に注意が必要です。

食事中は会話の邪魔にならない程度の音量で、クラシックやジャズなどの上品で落ち着いた楽曲を選びましょう。演出の場面では、その瞬間に合った感動的な音楽を選ぶことで、より印象的な演出になります。

新郎新婦の思い出の曲を織り交ぜることで、パーソナルな温かみのある雰囲気も演出できます。事前に会場のスタッフと打ち合わせを行い、進行に合わせたBGMの切り替えタイミングも相談しておきましょう。

少人数の結婚式を検討しているならワタベウェディングへ相談を

少人数の結婚式は決して盛り上がらないものではありません。適切な準備と演出で、大人数にはない特別な温かさと感動に満ちた結婚式を実現できます。

ゲストとの会話を重視し、家族の絆を深める心温まる演出を取り入れることで、参加者全員の記憶に残る素敵な一日となるでしょう。余興がなくても、工夫次第で十分楽しめる結婚式を作ることは可能です。

ワタベウェディングでは、少人数結婚式に精通したプランナーがお客様のご希望に合わせて最適なプランをご提案いたします。親族のみの結婚式から、親しい友人も含めたアットホームな結婚式まで、幅広いスタイルに対応しています。
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