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ROMANTIC×WEDDING

サン・ジョルディの日に深く関わっている、「守護聖人」とは?

サン・ジョルディの日の説明に入る前に、
スペインの祝日文化にとって重要な「守護聖人」について紹介します。

守護聖人とは、キリスト教における信仰の形の一つで、
特定の職業や地域について縁のある人(=聖人)が
その対象を守っているという考え方です
。神様と人間との間で橋渡しをするような役回りの人といってもよいでしょう。

身近な例でいえば、フランシスコ・ザビエルが有名です。
ザビエルは宣教師として、日本にキリスト教を広めたことでよく知られていますが、
この活動により、ザビエルは日本の守護聖人となっています。
他にも、百年戦争でフランスを勝利に導いたジャンヌ・ダルクは、
国だとフランス、職業だと軍人などの守護聖人です。

スペインでは、こうした守護聖人に由来した祝日が多くあり、
文化として根付いています。

大切な人へバラや本を贈る、サン・ジョルディの日

サン・ジョルディの日も、守護聖人を讃えるための祝日の一つです。
サン・ジョルディの日には、
大切な人への親しみを込めてバラや本をプレゼントしあう習慣があります。
本来は男性から女性へは赤いバラを、
女性から男性へは本を贈りますが、
最近ではカップルだけではなく親子や友人同士でも送りあうようになりました。

日本にはあまり馴染みがありませんが、
親しい人へ贈り物をする文化はバレンタインにも似ていますね。

この「サン・ジョルディ」とは、スペイン・カタルーニャ州の守護聖人の名前で、
ある国の王女をドラゴンから救った伝説が由来となっています。
サン・ジョルディがドラゴンを退治したときの剣の一差しによって血が流れ、
そこにきれいなバラが咲きました。
その中から最も美しいバラを選び、
王女に永遠の愛を誓う証として贈ったというエピソードから、
バラを贈る習慣が根付いたようです。

本を贈るようになったのは、そのしばらくあとのことでした。
有名な文豪であるセルバンテスとシェークスピアの命日が
サン・ジョルディの日と同じであることから、
本との結びつきが生まれたようです。
そして本をプレゼントすることがスペインでは一般的になり、
ユネスコがその日を「世界の本の日」
として1995年に制定しました。

サン・ジョルディの日にならって、お二人らしいウェディングコンテンツに

サン・ジョルディの日の贈り物文化をオリジナルウェディングに取り入れて、
大切な人たちへの感謝としてバラや本をプレゼントしてみましょう。
お二人らしさを追求したオリジナルウェディングをご提案する
ESPOUSAL(エスポーザル)では、
日本ではまだ浸透していない、
珍しい演出やコンテンツを結婚式で実現することが可能です。

例えば、お二人がつきあってから結婚式当日までの思い出を振り返る
アルバムを作って贈るのはいかがでしょうか。
新郎新婦がお互いに贈りあえば、
お互いがどのような写真を選んだのかに違いが出たり、
反対に同じ写真を選んでいたりと、
それぞれにとって印象深い写真を見せあう楽しみがあります。
写真とともにその日のエピソードを思い出しながらコメントを添えたり、
当日まで一緒に過ごしてきたことへの感謝の気持ちを手紙として書いたりすることで、
エモーショナルなプレゼントになるでしょう。

また、結婚式当日にこれから一緒にやりたいことを書いた本を贈るのも、
お二人のためだけの素敵なウェディングコンテンツとなるでしょう。

やりたいことの内容は、具体的なものでも抽象的なものでも大丈夫。
「新婚旅行はスペインへ行く」
「結婚式が終わったらペットを飼う」
「二人とも健康に過ごす」
など、これからの結婚生活を想像しながらたくさんやりたいことを書いてみましょう。
自分が一緒にしたいことはもちろん、
相手がやりたいと話していたことを思い出して書けば、
より喜んでもらえるプレゼントになります。

他にも、結婚式の準備期間中、
自分にとって大切な本をお互いに送りあうという珍しいアイディアもあります。
今までに読んだ本の中で一番感動した本や、
人生の転機を与えてくれた本といったように、
誰にとっても印象深い本があることでしょう。
それをお互いにプレゼントしあい
、準備期間中に読むことで「この考え方はここから来ているんだな」
「新婚旅行で絶対にスペインに行きたいって言ってたのは、
この本がきっかけだったんだ」などのように、
本を通して相手のことを深く知ることができます。

本に詳しい新郎新婦様なら、
引き出物のアレンジアイディアとして、
ゲスト一人ひとりをイメージした本を1冊セレクトして贈れば、
ゲストを巻き込んだサプライズ演出が可能です。
ご友人のお仕事に役立つ本や、
趣味に関する本、読んでほしい本などを選んだら、
なぜその本をセレクトしたのかの理由をメッセージとして添えてあげると、
お二人らしさが感じられる引き出物として感謝の気持ちを伝えられます。

サン・ジョルディの日の文化を取り入れて、ロマンチックなオリジナルウェディングを

サン・ジョルディの日は、守護聖人を讃えるための祝日で、
バラや本を送りあう日としてスペインに根付いています。
本を贈ることは、ただのプレゼントではなく、
その人自身を映したようなプレゼントになるため、
お二人らしさを演出するオリジナルウェディングにぴったりです。

まだ日本では珍しいサン・ジョルディの日の文化にならって、
ロマンチックなオリジナルウェディングを作り上げてみましょう。

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