PRESS RELEASE

2007年1月4日

ワタベウェディング株式会社
2007年年始式
- 社長メッセージ -

ワタベウェディング株式会社【本社:京都市、資本金41億5,059万7,200円、東証・大証一部上場、代表取締役 渡部 隆夫】では、2007年(平成19年)1月4日(木)、年始式を執り行ないました。
 年始式における当社社長メッセージの概要は次のとおりです。

【社長メッセージ/概要】
■2007年は「亥」、「丁亥(ひのと・い)」そして「猪突猛進」の年。
/新しい種子を内蔵し英気を養い、積極果敢にチャレンジしてこそ成果が生まれる:
今年の干支は、十干十二支で「丁亥(ひのと・い)」。漢字学的見地からは、「外界の抵抗とせめぎ合いながら展開する年、物事の底流・本質を洞察し、慎重かつ機敏に対応することが肝要な年であり、次の新しい種子を内蔵し、英気を養う年でもある」(出典:戸出武 著/大龍堂書店「十二支のE話」「続・十二支のE話」)とされている。
 また、猪を用いたことわざで「猪突猛進」がある。
方針・目標が明確になっている今、定めた目標を必達する為には積極果敢に、わき目もふらずチャレンジしてこそ成果が生まれる。まさにワタベウェディングにぴったりの年である。

■経済変化に耐えうる強い企業体質づくり/今期売上・利益計画の必達が社会的責任のスタート地点:
・ 過去3年度の経済変化:利益計画面でこの2年間、円安の影響を受けてきた。中国元の切り上げは、製造原価コストの上昇に繋がることから、今後も中国元が利益面に及ぼす影響は年々高まると考えられる。また、ドル高・円安を踏まえ、為替変動リスクに強い経営施策を引き続き行っていく。
・ 今期売上・利益計画の必達が社会的責任のスタート:国際経済の変化に強い企業体質づくりが望まれる。円安を理由にすることなく、期初に公表した売上・利益計画を達成することこそが、社会的責任のスタート地点である。今まさしく全部門での予算必達に向けた努力をお願いしたい。

■2007年、「すべてはお客様のために」の精神を社風に/勘や経験に頼らず新商品・サービスをスピード供給:
お客様のニーズは日進月歩で進化・向上する。新しいニーズに対して、今までの勘や経験に頼ることなく、いかにスピードを上げて新しい商品を提供できるかといったサービス体制を整えていかねばならない。
2006年度、久方ぶりに行った社長方針の変更は、旧・方針を全社員ができるレベルになったから次の目指すべき方針を示したものであり、変更ではなく追加、進化させた社長方針と認識し、2007年は、旧・方針も忘れることなく心に留め、行動し、「すべてはお客様のために」の精神を社風に育ててほしい。

●旧・社長方針から反省と提言:
(1)「全社員が『逃げない・ごまかさない・あきらめないで』主体的に全力で業務改革に取り組み、儲かるシステムを作り上げる」

(2)「社員の魅力、商品の魅力、店舗の魅力を向上させる為に自分がどのような役割を、いつまでに為すのかをあきらかにし責任を必ず果たす」

(3)「新サービス、新商品開発が明日の会社をお花畑にする。飽きずに徹底して「ワタベが見つけ出した素敵な生活の考え方とその道具」を議論し、提案し実行する社風を創る」

2006年は、合計6施設・6店舗をオープン。新品ドレスの現地受け取りを可能にした「ドレスファーストレンタル」や、全写真スタジオの完全デジタル化に伴う新商品、新施設「ルミアモーレ」での音楽結婚式など、新商品・新サービスを提供してきた。アメーバ経営というグループ全社員2,000人自らが経営者と思って仕事に取り組み、現状に満足することなく、常に顧客志向で考えて、もっと素敵な提案をしていかなければならない。

●新・社長方針から2007年への提言:
方針(1)「強い企業でなければ生きていけない。社会に貢献する企業(CSR)でなければ存在する資格はない」

お客様に喜んでいただくという日々の気持ちから積極的・能動的に取り組み、仕事を通じて社会貢献を始めていき、より大きな社会貢献ができるように成長しよう。
 会社としては、ブライダルの専門企業として、新しい結婚のスタイルや素敵な結婚式の方法を提案することにより、結婚式をしないという価値観の人達を減らして行き、より心豊かな社会にしていく事が可能ではないか、更には世の中の結婚者数を増やす事もできるではないかと考える。
すべてはお客様が満足されるということが基本。顧客アンケート結果は、改善点を教えていただいているものだから、真摯に受け止め反省し、すぐに直そう。
また、企業の取り組みとして、人材育成に注力する。(1)より質の高いサービス提供のための教育・研修の実施。(2)”真心の奉仕の育成”のための社員接遇レベルの向上(3)部下を育てるリーダー育成、(4)全社員によるTHINK&ACTの実践、”すべてはお客様のために”の精神の徹底、の4点。
誠心誠意お客様の為の行動が出来ているかを徹底的に議論しあい、実際の行動に移していく事を習慣にしてもらいたい。全社員が出来るようになってきたら、それが社風になってくる。この「すべてはお客様のために」の精神を社風にしていこう。

方針(2)個々人の取り組み姿勢・やり方の指針:「事業の目的と目標達成のための手段などをしっかり再認識しよう」

一度立てた計画は絶対に達成させるという強い意思と明解な方法が必要である。その為にリーダーがビジョンを示さなければならない。何をしてこの計画を達成させるのかという事を課員に明確に伝えなければならない。そして差異が生じた時は、いち早く解消する為の具体的な方策を決めて伝えなければならない。
その時に大事なのは目的と目標、手段を間違わないという事。例えば、データを出すことは、目的ではなく手段。そのデータから何を読み取り、どう活かしていくのか、何を改善改革していかなければならないのか、自分の案を自分で作り出し実行に移していくことこそが本来の目標でなければならない。

方針(3)「人を育成し、活性化する経営に徹する。~自立し自律できる社員づくり~」

⇒当社は増収増益を続け、ネットワークも拡大しており、そういう形の資産は成長している。もう一つの資産である“人財”、その中身が大切。当社グループの目指す“トータル・ブライダル・ソリュ
ーション”はどれだけ進んだか。自立し自律できる社員、すなわち自分を第三者的に見て、自ら考え、行動し、成長することを期待する。

■2007年に本格化される当社グループの取り組みについて:

(1)内部統制システムの本格化による、不正・ミスが起こらない仕組みづくり:
新会社法の施行により昨年も世の一大課題となった。従来の内部統制は財務会計での視点でしか語られなかったが、現在ではコンプライアンスや経営方針・業務ルールの遵守、経営および業務の有効性・効率性の向上、リスクマネジメントなど広い範囲が対象となっており、コーポレート・ガバナンスのための機能・役割となっている。社長も役員も幹部社員も一般社員も全ての社員が社内で組織的に牽制し、仕事に対して他部署からのチェックを受けるシステム。内部統制の必要性をしっかりと認識して、不正やミスが起こらない仕組みづくりをしよう。

(2)外国人婚礼市場への取り組みの本格化で、真のグローバル企業へ:
これまで当社は、日本人顧客を対象とする海外挙式という商品を開発し、海外に拠点を展開してきた。少子化問題により深刻化する国内の婚礼市場でのシェアアップの一方で、今後は、成長していく次のフィールドとして外国人を顧客ターゲットとした婚礼ビジネスを本格的に展開していく。本格的なグローバル企業として世界を舞台に新しい市場の創造、新しい商品の提案を行っていく。すでに実績も出ており、今期において、外国人のウェディングを年間で1,000組近く(中国・上海:600組/オーストラリア:150組/グアム:台湾や香港から100組)と、既に実現している。これまでの経験・ノウハウを活かし、他社に先んじて、大きなマーケット創造を目指す。語学研鑚はもちろん、会社をリードする人材となってほしい。

報道関係者お問合せ先

ワタベウェディング株式会社 広報グループ :青木・中山
TEL. 03-3274-4133 Fax. 03-5202-4144 E-Mail:public@watabe-wedding.co.jp
ホームページ:http://www.watabe-wedding.co.jp/corporate/press/

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