「フォトウェディングってどのくらい費用がかかるの?」
「予算内で理想のフォトウェディングを叶えたい」
多くのカップルが抱えるこうした疑問にお答えします。
フォトウェディングは結婚式よりもリーズナブルな価格で思い出を残せる人気のスタイルですが、プランや内容によって費用は大きく変わります。
今回はフォトウェディングの費用相場や内訳、予算別のポイント、よくある失敗談から学ぶ対策まで詳しく解説します。予算内で最高のフォトウェディングを叶えるために、ぜひ参考にしてみてください。
フォトウェディングの費用内訳と相場は?何にいくらかかった?

フォトウェディングの費用を理解するには、何にどのくらいの費用がかかるのかを把握することが大切です。費用の内訳と相場を詳しく見ていきましょう。
写真だけの結婚式(フォトウェディング)の平均費用は約26万円
ウェディングパークの調査によると、フォトウェディングの全国平均費用は約26万円(2023年時点)となっています。これは結婚式の平均費用約327万円と比べると、約1/13の金額で思い出を残せることを意味します。
費用の内訳を見ると、基本撮影料、衣裳レンタル、ヘアメイク、データやアルバム、小物やアクセサリーが含まれます。
基本撮影料にはカメラマンの技術料と基本的な撮影が含まれ、一般的に衣裳レンタルではドレスとタキシードを1着ずつレンタルできます。ヘアメイクは新婦のヘアメイクと新郎の身支度が基本で、データやアルバムは写真データの納品やアルバム制作費用です。
基本プランに含まれるもの・含まれないもの

フォトウェディングの基本プランには、撮影料としてカメラマン1名とアシスタント、衣裳レンタル1着ずつ、基本的なヘアメイク、撮影データ、基本的な小物が含まれることが多いです。
一方で追加料金がかかることが多いのは、衣裳の追加やグレードアップ、撮影場所の変更や追加、撮影時間の延長、データの追加購入、アルバム制作、家族の参加、特別な小物や装飾などです。
事前に何が含まれているかをしっかり確認し、追加料金の可能性を把握しておくことが重要です。特に「基本プラン」と謳われているものでも、実際に理想の撮影を行うには追加オプションが必要になるケースが多いため、総額でいくらになるかを必ず確認しましょう。
ロケーション別の費用相場
撮影場所によっても費用は大きく変わります。ここではワタベウェディングのフォトウェディングを一例に紹介します。
ロケーション | 費用相場 |
---|---|
スタジオ撮影 | 基本プラン:9,900円 データプラン:92,400円 アルバムプラン:125,400円 |
チャペル撮影 | チャペルフォトプラン:103,400円~ リゾートチャペルフォトプラン:43,780円~ |
国内ロケーション | 基本プラン:20,900円~ データプラン:119,000円~ |
和装撮影 | 基本プラン:9,900円 データプラン:92,400円 アルバムプラン:125,400円 |
海外フォトウェディング | ハワイビーチフォトプラン:138,000円~ ※エリアにより異なる |
※税込
スタジオ撮影の場合、天候に左右されず設備が整っている点がメリットで、予算を抑えたい方や小さなお子様がいる方に向いています。
国内での屋外ロケーション撮影では、移動費やロケーション使用料が追加でかかります。自然な雰囲気で季節感のある写真が撮れるのがメリットで、開放的な写真を撮りたい方や自然が好きな方におすすめです。
リゾートや遠方での撮影になると費用相場は高額になり、交通費や宿泊費が必要で、プランによっては現地コーディネート料がかかる場合もあります。しかし特別感や非日常的な体験が得られるため、記念旅行も兼ねたい方や特別な場所で撮影したい方に人気があります。
時期・曜日による費用変動
フォトウェディングの費用は、撮影時期や曜日によっても変動します。
土日祝日は平日と比較して1〜3万円のアップ料金が設定されることが多く、春(3〜5月)や秋(9〜11月)の人気シーズンでも料金が上がります。また大安などの縁起の良い日には追加料金が設定される場合もあります。
反対に料金を抑えられるのは平日で、最も安価で予約も取りやすいのが特徴です。夏(7〜8月)や冬(12〜2月)のオフシーズンも割安な料金設定になっており、仏滅などの日には割引プランが用意されている場合もあります。
予算を抑えたい場合は、平日やオフシーズンを狙うのがおすすめです。特に平日の冬場などは大幅な割引が期待できる場合があります。
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【予算別】賢くフォトウェディングを叶えるためのポイント

予算に合わせて、満足度の高いフォトウェディングを実現するためのポイントを解説します。
【費用を抑えたい方向け】格安プランでも後悔しないための注意点
予算目安が15〜20万円の場合、費用を抑えるために計画的にプラン内容を検討していきましょう。
最も効果的な節約方法は、平日やオフシーズンを選ぶことで、これだけで2〜5万円の節約が可能です。スタジオ撮影を選べば移動費や場所代がかからず、衣裳は基本プラン内で選ぶことで追加料金を避けられます。またデータのみプランを選んでアルバムは後から自作することで、さらに費用を抑えることができます。
ただし格安プランを選ぶ際は、データの納品枚数が最低30枚以上あること、撮影時間が2時間以上確保されていること、衣裳にある程度の選択肢があること、基本的な小物が含まれていることを確認しましょう。
安いプランでも、これらの基本項目がしっかりしていれば満足度の高い撮影が可能です。価格だけに惑わされず、内容をしっかりと吟味することが大切です。
【こだわりたい方向け】予算をかけて満足度を高める秘訣
予算目安が30〜50万円の場合、こだわりポイントを明確にしてオプションを選択することで満足度が大幅にアップします。
満足度を高めるには、衣裳を複数着用することでドレスと和装、カラードレスの追加など様々なスタイルを楽しめます。ロケーション撮影を選べば自然光での美しい写真が撮影でき、自分好みのヘアメイクアーティストを指名することで理想のスタイルを実現できます。
高品質なアルバム制作で一生の記念品として形に残せます。親や親せきに結婚の報告をする際、きちんとしたアルバムを渡せば、より喜んでもらえ、感謝の気持ちも伝わります。
投資すべき優先順位としては、まず衣裳のグレードアップが挙げられます。これは写真の印象を大きく左右するためです。次に撮影時間の延長により、ゆったりとした撮影でより自然な表情を引き出せます。アルバム制作で多くの思い出を残すことにつながり、ロケーション撮影はより美しい背景と自然な表情を実現します。
追加料金で後悔しない!見積りで確認すべき項目リスト
契約前に確認すべき項目を把握しておくことで、予想外の追加料金を避けられます。
必須確認項目として、基本プランに含まれる内容の詳細、衣裳の選択範囲と追加料金、撮影時間と延長料金、データ納品枚数と追加料金、土日祝日やシーズン料金、キャンセル料金と変更規定、天候不良時の対応を確認しましょう。
見積りで確認すべき項目
- ● 衣裳の追加料金(インナー、小物含む)
- ● ヘアメイクのリハーサル代、出張費
- ● 撮影データ枚数、レタッチの有無
- ● 交通費、施設使用料
- ● 雨天時の対応、延期・キャンセル規定
またオプション関連では、アルバム制作料金、家族参加時の追加料金、ロケーション変更や追加料金、小物持込み料金、ヘアメイクのグレードアップ料金についても事前に把握しておくことが重要です。
これらの項目について曖昧な回答しかもらえない場合は、他の撮影会社も検討することをおすすめします。透明性のある料金体系を提示してくれる会社を選ぶことが、後悔のないフォトウェディングにつながります。
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失敗談から学ぶ!フォトウェディング費用でよくある後悔と対策

実際にフォトウェディングを行ったカップルの失敗談から、対策を学びましょう。
「思ったより高かった!」予算オーバーを防ぐには
よくある失敗パターンとして、基本プランで契約したものの、オプションを次々と追加してしまうケースがあります。また衣裳を実際に見てから気に入ったドレスがすべて追加料金だったり、当日の撮影で時間延長が発生したりして、予想以上に費用がかかってしまうことがあります。
これを防ぐには、まず総予算を最初に決めて上限を設定し、それを超えないよう徹底することが大切です。また「絶対にこだわりたい項目」を明確にして優先順位をつけ、見積りは詳細まで確認して曖昧な項目は必ず質問しましょう。
さらに予算の8割程度でプランを組み、余裕を持った予算設定をすることで、多少の追加があっても安心です。「せっかくだから」という気持ちが予算オーバーの原因になることが多いため、事前に決めた予算を守る強い意志が必要です。
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「データ数が少なかった...」満足いく枚数を確保する方法

データ数に関する失敗談では、基本プランのデータが10枚のみだった、追加データが1枚あたり高額で買えなかった、データの仕上がりが想像より少なかったというケースがよく聞かれます。
満足いく枚数を確保するには、最低30枚以上のデータを確保することが重要です。これは後から選択する際の余裕を作るためです。また総撮影数とデータ数の比率を確認し、撮影カット数に対してどの程度のデータがもらえるのかを把握しましょう。ちなみに、ゼクシィの調査によると購入したカット数の平均は約158カットでした。
データ追加料金の事前確認も欠かせません。予算内で何枚まで追加可能かを計算しておき、必要に応じて「データが多いプラン」を最初から選択することをおすすめします。データは後から増やそうとすると割高になることが多いため、最初からデータ量が多いプランを選んだほうが結果的にお得になる場合があります。
「衣裳が選べなかった...」満足いく衣裳選びのコツ
ゼクシィの調査によると、フォトウェディングでのドレスの着数は「1着」が最多となっていました。ドレスの種類としては、ウェディングドレスのみ>色打掛のみ>ウェディングドレス+カラードレス(2着)の順で多いようです。
とはいえ衣裳に関する後悔として、「基本プランの衣裳が古いデザインばかりだった」「着たいドレスがすべて追加料金だった」「サイズが合わない衣裳しかなかった」などという声がよく聞かれます。
満足いく衣裳選びのためには、可能な限り事前に衣裳を確認することが大切です。写真だけでなく実物を見ることで、質感やデザインの詳細を把握できます。また事前試着の機会を設けて満足度を高め、衣裳のグレードアップ予算をある程度確保しておくことをおすすめします。
衣裳を重視する場合は、プラン選びの段階から衣裳の種類が豊富な会社を選ぶことが重要です。基本プランでも魅力的な衣裳が揃っているかどうかは、撮影会社選びの大きなポイントになります。
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フォトウェディング費用に関するよくあるQ&A

フォトウェディングの費用について、よくある質問にお答えします。
Q: フォトウェディングの費用は誰が払うもの?
フォトウェディングの費用負担に決まったルールはありません。
一般的なパターンとしては、新郎新婦が負担するケースがほとんどで、自分たちの記念として捉える場合です。結婚式の代わりとして考える場合には、両家で折半するケースも選ばれます。親御様が負担することで、二人へのお祝いとして贈るケースもあります。
大切なのは、事前に両家で話し合って決めることです。後からトラブルになることを避けるため、撮影前にしっかりと相談し、誰がどの程度負担するかを明確にしておきましょう。特に追加料金が発生した場合の負担についても、事前に決めておくと安心です。
Q: 前払い?後払い?支払いタイミングは?
撮影会社によって異なりますが、前払いで契約時に全額または一部を支払う形が多くなっています。撮影当日やデータ納品時に支払うケースもあります。なお、ワタベウェディングでは当日支払いとなっています。
支払い方法は現金、銀行振込、クレジットカードが一般的で、クレジットカードの場合は分割払いが可能な場合もあります。
契約前に支払いタイミングと方法を確認し、自分たちの資金計画に合ったプランを選びましょう。特に高額なプランの場合は、支払い時期や方法が重要な選択要因になります。
Q: なぜ相場より安いプランが実現するの?質に影響はある?
格安プランが実現できる理由として、平日やオフシーズン限定での需要の少ない時期の料金設定、スタジオ撮影のみで移動費やロケーション費用をカット、オプションを最小限に絞ったシンプルなパッケージ化、新しいスタジオでの集客のための特別価格などがあります。
質については、価格だけで判断せずにカメラマンの実績や作品例、口コミや評判、基本プランの内容、アフターサービスをチェックすることが重要です。
安いからといって必ずしも質が悪いわけではありませんが、なぜその価格が実現できているのかを理解した上で選択することが大切です。
Q: 持込み料金はかかるの?
多くの撮影会社で持込み料金が設定されています。ドレスやタキシードの持込みには1〜3万円、小物やアクセサリーには無料〜5,000円、ブーケには無料〜3,000円程度の料金がかかることが一般的です。なお、ワタベウェディングでは衣裳の持込み料がかかります。小物やアイテムは無料ですが、個数制限を設けています。
持込みを検討すべきものとしては、思い入れのあるドレス、特別な小物やアクセサリー、お気に入りのブーケなどがあります。持込み料金を支払ってでも使いたいものがあるかを考えて判断しましょう。
ただし持込みの場合は、サイズ調整やクリーニング、当日の管理などが自己責任になることも多いため、事前にしっかりと確認することが必要です。
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予算内で最高のフォトウェディングを!

フォトウェディングの費用は平均約26万円ですが、プランや内容によって幅広く変動します。費用を抑えるポイントとしては、平日やオフシーズンを選ぶこと、スタジオ撮影を選ぶこと、基本プラン内で満足できる内容かを確認することが重要です。
一方で満足度を高めるポイントは、衣裳のグレードアップ、データ枚数の充実、撮影時間の延長などがあります。大切なのは、自分たちの価値観と予算に合ったプランを選ぶことです。事前の確認を怠らず、見積りは詳細まで確認しましょう。特に追加料金の可能性については、契約前に必ず確認することが後悔のない選択につながります。
ワタベウェディングはリゾ婚・フォトウェディングを通して、100万組以上のお手伝いをしてきた実績とノウハウがあります。ロケーション撮影では、ウェディングフォトを知り尽くしたフォトグラファーがベストなアングルをご提案しながら撮影を進めていきます。スタジオ撮影では、全国各地にあるお近くのフォトスタジオで撮影可能です。
さまざまな予算とニーズに応じたフォトウェディングプランを用意しています。衣裳も豊富に取り揃えており、理想のフォトウェディングを叶えられます。
費用についてのご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にお問合せください。一生に一度の記念を、予算内で最高の形にしましょう。
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