Ceremony Only Wedding

挙式のみの結婚式|
披露宴なしという選択

「結婚式は挙げたい。でも、大勢のゲストを招く披露宴は、自分たちには合わない気がする」
「挙式のみって実際どうなんだろう。費用は?親やゲストに失礼にならない?」

披露宴なしの「挙式のみ」という形に惹かれながら、この迷いで立ち止まるふたりは少なくありません。結論からいえば、挙式のみの結婚式は、披露宴を行わず、誓いの儀式そのものを中心に据えたウェディングのスタイルのひとつです。失礼でも手抜きでもありません。費用と準備の負担を抑えながら、誰と・どこで誓うかを自由に決められる形として、結婚式が多様化するいま選ばれています。

この記事では、挙式のみの基礎知識から、メリット・デメリットと対策、費用の目安、親やゲストへの配慮、当日の流れまでを順に整理します。読み終えるころには、ふたりにとって挙式のみが「あり」かどうか、自分たちの言葉で判断できるようになっているはずです。


挙式のみの結婚式はこんなふたりにおすすめ

  • 大勢の披露宴より、誓いの時間そのものを大切にしたい
  • 費用や準備の負担を抑えて、こだわりに予算を使いたい
  • ふたりだけ、または家族だけで静かに式を挙げたい
  • おめでた婚や再婚などで、大がかりな式は考えていない
  • どうせ挙げるなら、海のきれいな場所で誓ってみたい
ハワイ・大自然に囲まれて行う挙式のみのガーデンウェディング

挙式のみの結婚式とは?披露宴なしという選択

挙式のみの結婚式とは、披露宴やパーティーを行わず、チャペルや神社などでの挙式、つまり誓いの儀式を中心に行うウェディングのスタイルです。ふたりだけで誓う形から、家族や親族に見守られる形、挙式のあとに平服に着替えて小さな会食を添える形まで、規模と組み合わせはふたり次第です。
背景にあるのは、結婚式の多様化です。入籍のみで式を挙げない選択が「ナシ婚」と呼ばれて知られるようになった一方で、「式をまったく挙げないのは、あとで寂しい気がする。でも大がかりな披露宴までは望まない」という声も多く聞かれます。挙式のみは、この「挙げない」と「盛大に挙げる」の間にある選択肢です。誓いと記録という結婚式の核だけを残し、そこに何を足すかはふたりが決める。この設計の自由さが、挙式のみが選ばれている理由の中心にあります。
挙式のみを後悔なく選ぶためのポイントは、メリット・デメリットの整理、費用の目安の把握、親・ゲストへの配慮の3点です。順に見ていきましょう。

  • 費用と準備の負担を抑え、こだわりに集中できる

    披露宴の費用は、料理・飲み物・引出物など、ゲストの人数に比例する項目が大きな割合を占めます。披露宴を行わない挙式のみでは、この部分がまるごと不要になるため総額を抑えやすく、その分の予算をドレスや写真、新生活に振り向けられます。

  • 誓いの時間と、大切な人に向き合える

    進行表に追われる披露宴と違い、挙式のみの一日は誓いの時間そのものが主役です。挙式とフォトセッションを合わせても1~2時間ほどのため、一日の残りを大切な人との時間に使えます。

  • 挙式のみだからこそ、場所を自由に選べる

    披露宴会場やゲスト全員の移動・宿泊を考えなくてよいため、場所の選択肢が大きく広がります。住まいの近くのチャペルから、沖縄やハワイのリゾート、ヨーロッパまで、ふたりが誓いたい場所を選べます。

挙式のみの魅力は、単に「披露宴を省ける」ことではありません。
披露宴を手放すからこそ得られる価値が3つあります。順番に見ていきましょう。

Point 01
お金と時間の使い道を、自分たちで決め直せる

披露宴の費用は、料理・飲み物・引出物・装花など、ゲストの人数に比例する項目が大きな割合を占めます。披露宴を行わない挙式のみでは、この部分がまるごと不要になるため、総額を抑えやすくなります。

抑えた分の予算は、ドレスや写真、指輪、新生活へ。お金の使い道を自分たちで決め直せることが、費用面での本質です。準備の面でも、披露宴の演出や席次の検討がない分、打ち合わせ1〜2回・最短1ヵ月程度で挙式できるプランの例もあり、仕事が忙しいふたりでも進めやすいスタイルです。

ドレス画像
Point 02
誓いの時間そのものが、一日の主役になる

進行表に追われる披露宴と違い、挙式のみの一日は誓いの時間そのものが主役です。ふたりだけなら、言葉のひとつひとつをかみしめる静かな式に。家族だけなら、全員の表情が見える距離で、飾らない涙や笑顔を交わす式になります。

挙式とフォトセッションを合わせても1~2時間ほどのため、結んだあとに家族とゆっくり食事をしたり、そのまま旅行に出たりと、一日の残りを大切な人との時間に使えます。

セレモニーイメージ
Point 03
披露宴という制約を外すと、誓う場所はもっと自由になる

見落とされがちですが、披露宴をしないという選択は、場所の選択肢を大きく広げます。大人数が集まれる披露宴会場や、ゲスト全員の移動・宿泊を考えなくてよいからです。住まいの近くのチャペルで挙げることも、沖縄やハワイ、さらにはヨーロッパまで足を延ばして式を挙げることもできます。

ヨーロッパ撮影イメージ

たとえばフランス・パリにある「アメリカン・チャーチ」のような教会で挙式を行い、エッフェル塔や街並みなどを背景にロケーションフォトツアーの実施、あとは旅として過ごす。そんな一日を組み立てられるのは、披露宴という制約を外した挙式のみならではです。ビーチリゾートやヨーロッパで挙げる選択肢はリゾートウェディングで紹介しています。

挙式のみのデメリットは、突き詰めると「お披露目の機会がないこと」に集約されます。裏を返せば、報告と披露の場をきちんと設計すれば、後悔の多くは防げるということです。親・ゲストへの配慮のポイントは、早めの報告・お披露目の場の用意・ご祝儀と費用の方針決めの3点です。

まず、親・親族への配慮です。挙式のみでよく聞かれる後悔は、「ふたりで決めて事後報告にしたら、親と気まずくなった」というものです。親世代には結婚式イコール披露宴というイメージも根強いため、会場や日程を決める前に「披露宴はせず、挙式だけにしたい」という考えを理由とともに伝えることが対策になります。挙式への参列やその後の会食に招けば、「披露宴なし」への受け止め方は大きく変わります。

次に、友人や職場へのお披露目です。披露宴の代わりになる場には、次のような選択肢があります。

選択肢向いているケースポイント
写真・ムービーでの報告遠方の友人・職場が中心結婚報告はがきやメッセージに挙式写真を添える。負担がもっとも軽い方法です
挙式後の会食家族・親族が中心挙式の感動をそのまま食事の場へ。
後日のお披露目会友人にも披露したい会費制のカジュアルな会にすれば、ご祝儀の気遣いを軽くできます

ご祝儀に決まりはありませんが、披露宴でのおもてなしがない分、辞退する・会費制にするなどの方針を報告の時点で伝えておくと、お互いに気を遣わずにすみます。

もうひとつ見落とされがちなのが、記録です。「費用を抑えることを優先して写真をほとんど残さず、あとから後悔した」という声は、挙式のみで聞かれる失敗談のひとつです。式はシンプルにしても、挙式撮影やロケーションフォトには予算を残しておく。当日の数時間を形にして残せるかどうかが、数年後の満足度を分けます。

挙式のみの費用は、「どこで挙げるか」で大きく変わります。国内と海外に分けて、目安を整理します。

沖縄挙式では、衣裳・ヘアメイク・挙式一式がセットになった148,280円からのプラン例があります。

沖縄も含め、リゾートで挙げる場合は挙式にかかる費用とふたりの旅費を合わせた総額で考えます。
ハワイの場合、挙式費用の目安は126万円、ふたり分の旅行費用は平均89.9万円というデータがあります。
ヨーロッパの場合、挙式費用の目安は100万円、ふたり分の旅行費用は平均102万円というデータがあります。
※参考:ゼクシィ 結婚トレンド調査2020【海外ウェディング編】

同じ「挙式のみ」でも、価格帯には幅があります。これは金額の差というより、式のあとに何が続くかの差です。リゾートなら式そのものが旅の始まりになります。ふたりきりのハワイ挙式の費用内訳や準備スケジュールは、ハワイでふたりだけの結婚式で詳しく紹介しています。

セレモニーシーンイメージ

まとめ:披露宴なしという選択が残してくれるもの

挙式のみの結婚式は、誓いの儀式という核だけを残し、そこに何を足すかをふたりで決められるスタイルです。検討の軸は3つあります。誰と誓うか。ふたりだけか、家族に見守られるか。何を残すか。写真か、会食の時間か、旅の思い出か。そして、どこで誓うか。住み慣れた街のチャペルか、海の見えるリゾートか、歴史が広がるヨーロッパの街並みか。この3つに答えが出たとき、ふたりの式の輪郭はほとんど決まっています。

披露宴をしないことは、何かを省くことではありません。形式を手放した分だけ、誓いの言葉や、隣に立つ人の表情といった、式のいちばん深い部分が濃く残ります。十年後に思い出すのは、進行の完璧さではなく、あの日交わした言葉と、そのとき見えていた景色のはずです。ふたりの結婚式に本当に残したいものは何か。そこから逆算して、ふたりの形を選んでみてください。

挙式のみの結婚式に関する
よくある質問

挙式のみの結婚式は、失礼・非常識ではありませんか?

挙式のみは結婚式のスタイルのひとつであり、失礼にはあたりません。親・親族へ早めに意向を伝えること、報告やお披露目の場を用意することへの配慮があれば、まわりの納得も得やすくなります。

挙式のみの費用はどのくらいかかりますか?

ハワイでは挙式一式470,000円から案内可能なプランの例があります。時期や内容によって変わるため、見積もりでの確認をおすすめします。

親にはいつ・どう伝えればいいですか?

会場や日程を決める前に伝えることをおすすめします。「なぜ挙式のみにしたいのか」を理由とともに話し、挙式への参列や会食への招待をあわせて提案すると、理解を得やすくなります。

ご祝儀はどうすればいいですか?

決まりはありません。披露宴でのおもてなしがない分、ご祝儀を辞退する、お披露目会を会費制にするなどの方針を、報告の時点で伝えておくケースが多くみられます。

挙式のみでも、ゲストに参列してもらえますか?

家族や親しい友人に挙式へ参列してもらうことはできます。参列できる人数は会場によって異なるため、候補の会場に確認しておくと安心です。

挙式のみにして、あとから後悔しませんか?

よく聞かれる後悔は「写真や映像をほとんど残さなかった」「事後報告で親と気まずくなった」の2つです。写真・映像に予算を残すこと、決める前に親へ相談すること。この2つを押さえておけば、後悔の多くは防げます。
二人で撮影を楽しむイメージ

誓いの時間を、
ふたりらしい場所で

挙式のみの結婚式は、配慮の設計さえ押さえれば、ふたりらしく実現できるウェディングのスタイルです。
国内外のリゾート会場選びから費用の目安、親御さまへの伝え方まで、まずはお気軽にご相談ください。

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