結婚用語辞典衣裳 編

あ行
生花ヘッドピース
ヘア飾りで、生花を使ったもの。ドレスのテイストや会場の雰囲気にも合せて選びたいものです。ブーケとのコーディネートも忘れずに。
エンパイアライン
裾がバスト下から直線的に落ちていてほとんど広がらずギリシア神話の女神が着用しているようなハイウエストの型。
燕尾服
ジャケットの後ろの裾がツバメの尾のように長いことが特徴で「テール」とも呼びます。夜の正礼装で、フォーマルなドレスと合います。背が低い人はVゾーンに明るい色をもってきて上半身に視線を…。前身ごろの丈が短いので足長効果あります。
エンブロイダリーレース
光沢の優れた糸や箱糸を刺繍したレース。基布になる織物に穴をあけ、その周囲を刺繍でかがった装飾用刺繍レース。
オーガンジー
シルクやポリエステルなどで織られた、軽くてハリのある素材。デコルテが大きく開いたドレスの胸元に使うと上品な印象になります。スカート部分に重ねるとふんわり優しいニュアンスになり、レースが苦手な人にもお勧めです。ベールやショール・手袋など小物の素材にも使われます。
オットマン素材
横に太いうねりのある厚手の織物で重厚な感じの生地。
か行
ケミカルレース
科学処理によって作られるレースのこと。基布が見えず、刺繍糸だけで模様が構成されている。
現地レンタルドレス
海外ウェディングでは現地に行ってからドレスをレンタルする「現地レンタルドレス」があります。このメリットは、海外までドレスを運ばなくてすむということと、高価なドレスでも安く借りられること、気候など現地の雰囲気に合せてドレスを選べるということがあります。自分に合ったサイズを探すことが大切です。
グローブ
レンタルドレスなら小物が一式セットになっている場合も多いです。ドレスの素材や柄、袖丈とのバランスを考えて選びましょう。
コードレース
布地の上にコードで刺繍したレース。
さ行
サテン
光沢のある織物の総称。シルクなどがこれに含まれます。生地は厚手で張りがあり、手触りが滑らかでドレスの素材としてよく使われます。ボリュームのあるミカドシルクを使用したものは「サテンミカド」といわれます。
シャンタン
縦に生糸、横に玉糸のラインがそれぞれ交互に交差した織物。光沢感はあまりありませんが、クラシカルで落ち着いたイメージです。生地自体は軽く、ボリュームが出やすいのが特徴です。
シルク
絹でできた素材。一般的に科学繊維より高価で上品な光沢を持つ。
スレンダーライン
体にフィットするタイプの他、しなやかな素材でややゆとりのあるソフトスレンダーや、裾が広がるマーメイドラインもこのタイプに含まれます。背が低い人や、広すぎる会場では寂しい印象になりやすいのでご注意ください。トレーンの長いドレスやロングベールでアレンジすると、チャペルや広い会場でも華やかな雰囲気になります。
セミオーダー
すでにあるデザインの中から好みのものを選び、自分のサイズでドレスを注文して購入する入手方法です。
サンプルデザインがあるのでイメージがつかみやすく、フルオーダーよりもリーズナブルな場合が多いです。
た行
タキシード
ブラックタイとも呼ばれます。本来は夜の準礼装とされており、黒の蝶タイとカマーバンドが正式ですが昼間に着ても問題はありません。ベストやタイなどインナーでのアレンジがきき、礼装を着慣れなくても背広型のジャケットなので違和感が無いでしょう。
タフタ
薄手で光沢のある織物。
チュール
六角形の網目模様がある薄い生地で、スカート部分に重ねて使うとボリュームが出ます。やわらかいものと固くて張りのあるものがあります。スカートを広げるパニエに使われているのもこの素材です。細身の人がチュールレースを使うと、程よくふんわりキュートに。
ティアードスカート
段になったスカート。
ディレクターズスーツ
ディレクターズスーツは昼の準礼装です。ごくノーマルな挙式ならディレクターズスーツやブラックでもOK。挙式後にも使えるフォーマルなスーツを購入する人も増えています。
デコルテ
女性の首筋から鎖骨にかけてのラインのこと。
トレーン
ドレスの引き裾のこと。大きなチャペルでの挙式の際は、ロングトレーンで後姿にこだわってみては。
また、屋外でのガーデンウェディングやレストランウェディングなら歩き回る機会が多いので短めのトレーンがおすすめです。
ドレス下着
ドレスを着る時は、補正効果のある下着で立体的なボディを作りたいものです。バストアップとウエストシェイプが同時にできる下着「スリーインワン」なら、体にフィットしているドレスでも安心です。痩せ型の人ならバストアップやヒップをパッドで補えばメリハリボディに。
は行
バコダスリーブ
袖の上部は細く、腕にぴったりしていて、肘の下から袖先に向かって広がっているデザインの袖。
バッスルライン
スカートの後ろ部分に腰当てを入れて膨らませたバックラインの事。
パニエ
ドレスの下につけてスカートを広げ、ボリュームを出すためのペチコート。ワイヤーでかさを出したり、硬いチュールを何枚も重ねたものがあります。ボリュームを抑えるためにパニエをつけない場合もあります。
販売ドレス
「セルドレス」「プレタポルテ」とも呼ばれます。海外挙式などで帰国後にパーティを行なうなど、ドレスを着る回数が多い人はドレスを購入してしまう方がお得に。サイズ直しもOKです。
ピンタック
ピンのように細かくつまんだタック。
プリンセスライン
ウエストに切り替えがあり、スカートにボリュームを持たせた華やかなデザインです。体系を選ばず、誰にでも似合うシルエットです。広い会場でも花嫁の存在感をアピール出来るのでホテルの披露宴や大きな教会での挙式にお勧めです。
フロックコート
中世より伝わる伝統的な正礼装。現在礼装とされているスーツの原型で膝下まで伸びる長い着丈が特徴。時間帯に関係なくフォーマルな場で着用できる。
フルオーダー
生地選びからデザイナーと打合せをしてオーダーできます。細かく採寸するのでサイズもピッタリに仕上がりますが、その分、仕上がるまでに時間がかかり、料金が割高になります。こだわり派の花嫁にはお勧めです。
ベール
ベールは長さによってイメージが変わりますので場所によって使い分けたいもの。
ロングベールなら後姿が華やかになり、ショートベールならカジュアルなガーデンやリゾートなど屋外な挙式にぴったりです。
ベルライン
カート部分がたっぷりと入っていて、ウエストから裾にかけてつりがね型を描くライン。
ボンネ
ヘアアクセサリーの一つ。アップスタイルのシンプルなアクセントやウィッグのつなぎめに使われることが多く、清楚なイメージになります。
ま行
ミカド
独特の光沢感を持ち、しっかりとしたハリを持つ。シンプルなデザインでも形がくずれにくく、高級感がでるのが特徴。
ミディ(ミニ丈)
ミニ丈のドレスは足が見えて肌の露出多いので教会の挙式には向きませんが、カジュアルなガーデンやリゾートなど屋外での挙式にはピッタリです。ミュールやサンダルなど、靴とのコーディネートも楽しめます。
モーニング
昼の正礼装。格式の高いイメージなので挙式に向くスタイルです。最近、デザイン性の高いものも増えてきましたが、逆V字に切れ込んだ長い上着に、縞のズボンが一般的です。フォーマルなドレスと合せても格調高く決まります。
ら行
リバーレース
リバー織機で編んだレースの総称。極細の糸を色々なパターンにより合わせて織ることで作り出される繊細で品のある最高級レース。
レース
様々な透かしの模様を作る薄い布織物の総称。モチーフや装飾として使用されるほか、総レースのドレスもあります。模様デザインによって印象が変わり、透明感があるので軽やかな華やかさがあります。
レンタルドレス
日本のレンタルショップなどで衣裳を借りると、現地レンタルドレスと同様、高価なドレスでも安く借りることができますが、自分で運ばなくてはいけない手間があります。しかし、現地よりゆっくりと自分にあったドレスを選べることがメリットです。
その他
Aライン
アルファベットの「A」のラインに似た、なだらかに広がる裾のシルエットが特徴のドレス。スカートの広がりが少ないため、コンパクトな会場やガーデンウェディングでも十分映えます。シンプル&ナチュラルに決めたい人にもお勧めです。
2WAY
ビスチェの上にオーバーブラウスを重ねたり、スカートを取り外せたりして一着で2つの着こなしが楽しめるドレスです。ヘアスタイルやアクセサリー、小物などで雰囲気を変えれば、挙式・帰国後のパーティで着ることができ、予算の削減もできます。

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